1989-11-21 第116回国会 衆議院 運輸委員会 第3号
同時に、先ほども申し上げましたように、コンテナのバンニング、デバンニングという作業が港頭地帯あるいは工場内で行われる以外にインランドデポなどで行われているわけでございますが、当然こうした点につきましては現在は、港湾運送事業法では規制が極めて不明確ではありますが、事実上一種元請などがこの業務を行っているわけでございまして、ここに利用運送事業者が進出する懸念も十分あるわけでございますので、この分野を港湾運送事業
同時に、先ほども申し上げましたように、コンテナのバンニング、デバンニングという作業が港頭地帯あるいは工場内で行われる以外にインランドデポなどで行われているわけでございますが、当然こうした点につきましては現在は、港湾運送事業法では規制が極めて不明確ではありますが、事実上一種元請などがこの業務を行っているわけでございまして、ここに利用運送事業者が進出する懸念も十分あるわけでございますので、この分野を港湾運送事業
本来港湾労働者の仕事であるものが、コンテナ輸送によって港湾を通過するだけになったために、今日、港湾労働者の雇用不安が増大をしているわけで、私たちはバン出し、バン詰め作業は港湾労働者の職域として港頭地帯で行うよう数年前から要求して、今日に至っています。
本来はそれを港頭地帯に全部持ってきてバン出し、バン詰めをやれと、私たちは要求しているわけであります。この点は、業界もその精神を認めて、今いろいろ努力をしているわけです。しかし大変難しいと思います。今申し上げましたように、本来 がドア・ツー・ドアサービスの目的を持っているわけですから、それをやめろということはまさに流通革新に逆にさおを差すような問題でありますから、大変難しいと思う。
港運業界はこれからの国際複合輸送に対してどのように対応していくんだという御質問のように思いますが、港運業界といたしましてはあくまでも、要するに旧来の港湾運送事業法という枠の中 ですべての事業を行っていくんだということではなくして、今言う港頭地帯のターミナルの運営を通じて、複合輸送に大きく業域の確保を図るべきだ、そのことが港湾労働者の職域にも大きく結びつくというような考え方から申しまして、本年の港運協会
この点につきましては、先ほど来申し上げているわけでございますが、港頭地帯と内陸におけるバンニング、デバンニングの比率がどうなっているか、今後どうなる方向にあるか。これを極力港湾において行うようにするのにはどうするか。私どもとして考えておりますのは、港頭地区にバンニング、デバンニングの基地を設定をするというふうな考え方をとりたいというふうに考えております。
○富塚委員 締めくくりのところは別にいたしまして、今私たちの重要な要求の一つとして——輸送革新、とりわけコンテナ輸送によって、従来の港頭地帯で行われていた港湾の仕事が背後の奥地の工場や倉庫などに移ってきているというふうに思います。また今後、国際複合一貫体制が進められれば、なおそういう方向が出てくるというふうに考えられます。
それは、運輸省当局が法改正の理由に挙げている現状に即したもの、実作業に着目して行うものとすることは、現在の港頭地帯で行われていることだけを指すものではなく、むしろ大手メーカーなどが内陸地で港湾労働者の手を経ないで行っているコンテナのバン出し、バン詰めの実態を追認するところにこそその最大の理由があるということ。
このことにつきましては、私どもといたしましても今後複合輸送ということに格別に関心を持って、港湾地帯に十分なターミナルを確保する、荷さばき施設を持つ、要するにそういうようなものを持ってできるだけ港頭地帯で貨物を詰めたりあるいは貨物を出したりする。
事業を営んでいる場所は港頭地帯であるあるいは本船の中での作業でありまして、こういう場所というのはいわゆる工場のような場所とは全く違うのであります。人様の場所で仕事をしているわけであります。したがって、本四架橋によって影響を受けた場合、労働者の雇用不安が生じた場合に労使間での解決は絶対にできません。当然のことながら国の責任において対策を立てていただく以外にありません。
これはたった十回だけの東京港における経験でございますけれども、つまり、日本のほうは、ドア・ツー・ドアもございますが、港頭地帯で大部分が開かれてそこへ行く、つまり抱き合わせといいますか、一つのコンテナの中に行き先の違ったものをどんどん詰めてくるという場合があるのではないか。現実に品川の場合にはそういうことがございます。
それから水道の水を飲もうにも、港頭地帯になかなか水道のせんがないというようなぐあいで、まるで馬の水を飲むところはあっても人間の水を飲むところがないじゃないかというふうに港湾労働者は腹を立てておるわけでありまして、そういう労働条件、副労働条件等々の整備をやってもらって、そして八時間労働制を確立してもらえれば、当分の間は首切りは起こらないと私も思いますけれども、しかしこれも筋肉苦汗労働の面でありまして、
さらにまた、船積み陸揚げ貨物が港頭地帯以外の奥地河川、工場河岸等と結びついているというような貨物の経路に思いをいたすとき、さらに労務力の合理的な適正配置とはおよそ縁遠くなります。 すでに御承知のごとく、港湾労働力の逼迫は常識でございまして、港湾労働者になる者はいないとさえ極言されているのが現在の状態でございます。
なお、三十七年度として現在二十二億ほどの資金を開銀に要求いたしておりますが、それによりまして約六万坪の倉庫を港頭地帯に新設したいというふうに考えております。