1973-06-12 第71回国会 衆議院 社会労働委員会 第26号
この不安定な要因というものは、港湾運送事業そのものの置かれております位置をはじめといたしまして、港運業界自体がかかえておりますもろもろの問題があるわけでございますが、ただ、ここで私、見のがしてはならないのは、現在政府が進めております一連の港湾の近代化政策が、この労使関係の安定を大きく阻害をしているのではないかということでございます。
この不安定な要因というものは、港湾運送事業そのものの置かれております位置をはじめといたしまして、港運業界自体がかかえておりますもろもろの問題があるわけでございますが、ただ、ここで私、見のがしてはならないのは、現在政府が進めております一連の港湾の近代化政策が、この労使関係の安定を大きく阻害をしているのではないかということでございます。
○見坊説明員 もともとこの集約化というような、あるいは近代化、合理化の非常な大きな仕事といいますか、港運業界自体が非常に努力をされておる、そのことの発端も、免許基準に合わないような事業者が乱立をしておるというところから問題が出てきたというふうに思うわけです。
○見坊説明員 新免、新しい免許を出すという問題につきましては、御承知のように港運業界自体が集約化の努力を重ねておるときであります。したがいまして、そう新免をどんどん出すというのでは、せっかく既存の人たちが体質を改善して力をつけていくという、そのことにブレーキになるおそれがございます。したがいまして、われわれとしては、原則としては新免は抑制という方針をとっております。