1948-05-22 第2回国会 衆議院 運輸及び交通委員会 第6号
四、港灣運営とその維持改修とは、密接不可分の關係にありますが、維持改修を掌る運輸省第一港灣建設部の管轄區域は、秋田、新潟、山形、富山、石川の各縣に及び、地方港灣の運営を掌る新潟海運局の官轄がそれと一致することは、團滑敏速な港灣運營の上に役立つのであります。
四、港灣運営とその維持改修とは、密接不可分の關係にありますが、維持改修を掌る運輸省第一港灣建設部の管轄區域は、秋田、新潟、山形、富山、石川の各縣に及び、地方港灣の運営を掌る新潟海運局の官轄がそれと一致することは、團滑敏速な港灣運營の上に役立つのであります。
そのためにいろいろの港灣運營上の面白くない問題も起つておるわけでありますから、公共團體に費用を出さして、その代りに埋立地その他の建造物、工作物を適當な値段で以て讓與するという方法をとるならば、むしろ國が自分で國費を出して港灣建設をやり、そのでき上つた工作物とか或いはそれによつて生ずる土地を國の手で以て適當なところに讓與して收入を得るというふうにした方が、港灣の經營、運營という面から行きますと、より效果的
○千賀康治君 政府は近く海上保安法竝びに開港法案を國會に提案せんとして準備中である由ですが、右法案中地方自治體において、管理又は經營している開港に對し、開港上の保安強化の名目のもとに、新に中央官廳の特別行政機關を各港ごとに設けんとする條項があるのは、地方港灣運營一元化に反するばかりでなく、地方自治尊重の精神に背馳しまするにとどまらず、また地方港灣の振興上障害をなすものと確信します、以上の理由からして
由來本港は港口北より東に展開しておりまするため、東北風が常にその暴威をたくましゆうし、船舶の接岸に危險を感じ、あるいは沖艀荷役を妨げらるること多く、そのため港灣運營上非常に大なる支障があるのでありまして、多年港界線における大防波堤の築造が、要望せられておる次第であります。
今どうするかということはここで答辯を差控えておきますが、ただ今日の現状として、また港灣の特質として、港灣建設保守という問題と、これが運營という問題は密接不可分の關係でありまして、港灣建設がかりに建設省ないしは建設院の方へもつていかれますと、港灣運營の上において非常な障害を來すわけであります。