1947-10-21 第1回国会 衆議院 国土計画委員会 第18号
なおまた河口の問題につきましては、運輸省港灣局とも關係がありますので、十分に連絡をとつてまいりたいと思います。また樋門の負擔金の問題でありますが、これは御承知の通り附帶工事としてやつておりますが、地元町村が非常に財政的に貧弱であります場合は、またそこに多少の考慮の餘地もありますので、さような點を十分愼重に研究いたしました上で善處いたしたいと思つております。
なおまた河口の問題につきましては、運輸省港灣局とも關係がありますので、十分に連絡をとつてまいりたいと思います。また樋門の負擔金の問題でありますが、これは御承知の通り附帶工事としてやつておりますが、地元町村が非常に財政的に貧弱であります場合は、またそこに多少の考慮の餘地もありますので、さような點を十分愼重に研究いたしました上で善處いたしたいと思つております。
これは實は戰時中に港灣局が内務省にあつたのでありますが、非常に港灣の能力を發揮する上において遺憾の點がありました。そしてやはり總能力を増加するためには、港灣の荷役力、その他港灣自禮の總能力を發揮しなければならぬという見地から、運輸省へ移管せられたような次第であります。その必要性は今日といえども依然として變らないものがあるのでございます。
酒田市の方ヘ參りまして酒田港の状態を見て參りましたが、御承知のように最上川の河口の、川の海への出口が港になつているという裏日本特有な港なので、それはその點においても技術上缺點を持つているわけなんでありますが、それにしても今囘の水害のために、先般と今度で二度決潰をいたして港の利用價値が非常に低下いたしておりましたが、これの今後の復舊問題で特に私が氣付きましたのは、川は内務省が所管しておる、港は運輸省の港灣局
その所管する事務は第一は「國土計畫、地方計畫及び都市計畫に關する事項」、それから「地理に關する事項」「土地收用に關する事項」「一般土木に關する事項」「河川道路及び砂防に關する事項」、六として「公有の水面」、ただし港灣地域の水面は港灣局に屬しておりすまからその場所を除きます。
海運局は海運の運營につきまして、船舶局は造船につきまして、船員局は船員の勞働行政につきまして、港灣局は港灣の運營、建設につきまして所管をしているような次第であります。なおまたこれと同時に、海員の規律及び海上保安に關する行政を所管しているのであります。