1979-05-30 第87回国会 衆議院 法務委員会 第17号
それどころか、急を聞いた全港湾関西地本の支援部隊がはしけに乗って駆けつけたら、警察の船とおぼしき一隻が、その応援部隊が救助のために接舷しようとするのを妨害したということで、非常な憤激を当時組合員がしているわけであります。
それどころか、急を聞いた全港湾関西地本の支援部隊がはしけに乗って駆けつけたら、警察の船とおぼしき一隻が、その応援部隊が救助のために接舷しようとするのを妨害したということで、非常な憤激を当時組合員がしているわけであります。
それからまた十月の二十三日には全港湾関西地本の山本委員長、それから安松書記長が三井物産大阪支店に要請に行き、帰途玄関で二百名の上組労働者に囲まれてなぐるけるの暴行を受けておる。それから十月の二十八日には、冬期一時金の第一回統一集会の交渉の席上で約百名がなだれ込んできてまた暴行を加えておる。続いて同日全港湾関西地本の事務所を襲ってまた集団暴行をしておる。
○政府委員(竹内良夫君) ただいま先生のおっしゃいました全港湾関西地本と上組との紛争につきましては、私どもやはり大変心配しております。運輸省はこの問題が発生して以来、近畿海運局を通じましてその概要の報告を受け取るとともに、その事態の推移を見守ってきているところでございます。
ストライキ中ではありませんが、「一月十六日、午後三時頃、上組労連の腕章をまいた百名を越える集団が市内港区築港一丁目の全港湾関西地本の組合事務所に殺到し、全港湾の組合員に威迫を加え、恐怖感を与えるなどの暴挙を行った。この情報を近畿海運局において聞いた沿岸南支部委員長は、事態を警察に知らせるべく港警察署に電話しようとしたところ、話し中で、やむを得ず一一〇番によって急報した。
○横山委員 同じく「十月二十一日、全港湾関西地本は、約二千名の組合員により合同庁舎前で集会を開催したが、職場に復帰したあと、約二百名の上組暴力集団が午後一時過ぎ、泉大津市、泉北埠頭の上組泉北作業所でリフトを運転して作業に従事していた全港湾の組合員一名を二百名全員によって取り囲み、集団脅迫を加え、その上四、五個のマイクを同人の耳に近づけ「全港湾やめろ」「アンコに行け」などと大声にわめきちらし十五分乃至二十分間
○竹内(良)政府委員 いま先生のおっしゃった上組と全港湾関西地本との紛争でございますが、これにつきましては私どもも聞いておりまして、この問題が発生して以来、近畿海運局を通じまして概要について報告を受けていたわけでございます。いま先生のおっしゃったような細かいところまでは私どもも存じていないわけでございますけれども、概要といたしましてはできるだけ報告を受けていたということでございます。
このような形で大阪南港におけるカーフェリー埠頭の紛争は一応解決をいたしまして、その後船社と全港湾関西地本間で数次の話し合いが行なわれております。で、私どもこのような解決の方法、いろいろ具体的な基金等についての話し合いなどが行なわれる、このような方向は非常にけっこうなことではないかというように考えている次第でございます。
で、八月十一日に分会の諸君は、事態がこういうふうに険悪化するので、仕事をやめて全港湾関西地本の事務所に全員集まっているんです。十日に拒否をしたその翌日は、これは危険を避けて集まっているんです。そうして、その場所で、会社と組合との間で団体交渉が行なわれて、その際組合が会社に要求したことは二つあるんです。
○説明員(三井脩君) 大体先ほど申し上げたとおりでございますが、この原田組は関光汽船株式会社の陸上トラック輸送部門を担当いたしておりまして、組員十八名おりますが、八月初旬ごろからこの会社の他の従業員で組織しております全港湾関西地本沿岸関光分会、これは港湾荷役作業員でございまして、二十二名と聞いておりますが、これに対しまして、荷役作業部門を含めて別会社をつくろうという申し入れをいたしたわけでございます