2019-11-28 第200回国会 参議院 国土交通委員会 第4号
今後は、釜山経由で輸送されているコンテナ積替え貨物を国際戦略港湾経由に転換すべく、国内貨物の集貨に確実に取り組むとともに、経済成長に伴い増大する東アジア等からの集貨も視野に入れまして、今回の法改正により、国の有する情報やノウハウの適切な活用を積極的に進める必要があると考えております。
今後は、釜山経由で輸送されているコンテナ積替え貨物を国際戦略港湾経由に転換すべく、国内貨物の集貨に確実に取り組むとともに、経済成長に伴い増大する東アジア等からの集貨も視野に入れまして、今回の法改正により、国の有する情報やノウハウの適切な活用を積極的に進める必要があると考えております。
そのため、先ほども申し上げましたけれども、今後、釜山経由で輸送されているコンテナ積替え貨物を国際戦略港湾経由に転換すべく、国内貨物の集貨に向けたポートセールスに確実に取り組むとともに、経済成長に伴い増大する東アジア等からの集貨も視野に入れまして、今回の法改正により、国の有する情報やノウハウの適切な活用を積極的に進める必要があると考えております。
ちょっと具体的に申し上げますと、集貨につきましては、アジア広域から東アジア主要港を経由していた貨物を我が国の国際コンテナ戦略港湾経由に転換するための、先ほどの差額の支援ですとか、また、国内及びアジア広域からの集貨に資するフィーダー航路網の充実等を図っているわけでございます。
今大事なことは、なぜこの港湾にこだわるかと申しますと、皆さんは空輸、空港で運べばいいじゃないかというふうに思われるかもしれませんけれども、我が国の貨物貿易の九九・七%は港湾経由になります。エネルギーのほぼ全部、食料のほぼすべてが港湾経由というふうになっていまして、貨物系はやはり工業製品の部品系だけです。それが事実なんですよ。
さらに四十五年八月首都圏整備委員会では、北関東大規模都市の流通拠点として、茨城県北部臨海部に新規港湾を建設し、北関東地域の港湾経由貨物をこの新港に転換し、東京湾港の輸送の軽減をはかる必要があると報告をしておるわけであります。 以上申し述べましたとおり、各機関とも物流緩和の必要から、茨城県北部臨海部に新規港湾の建設が要望されておるわけであります。