1948-06-12 第2回国会 衆議院 国土計画委員会請願小委員会 第7号
○江崎説明員 港湾修築工事は昭和二十一年度より他の公共事業と同じく短年度工事とされている。すなわち一年ごとに予算を新にして所期の経済効果をあげるごとく工事を実施するのであるが、國庫財政と資材の状況により、遺憾ながら必要工事量を実施し得ないでいる。
○江崎説明員 港湾修築工事は昭和二十一年度より他の公共事業と同じく短年度工事とされている。すなわち一年ごとに予算を新にして所期の経済効果をあげるごとく工事を実施するのであるが、國庫財政と資材の状況により、遺憾ながら必要工事量を実施し得ないでいる。
○田中專門調査員 佐賀縣西松浦郡伊萬里湾沿岸地区は、十九箇所の炭坑を有しているが、同湾内には何らの港湾施設もなく、また伊萬里、有田両河川の土砂により埋沒される関係上、大型汽船による集積接岸積込ができず、多大の支障を來している。ついては昭和二十三年度予算をもつて全額國庫補助により、速やかに大型汽船による集積接岸積込のできる港湾施設を施行されたいとの意である。
○江崎説明員 宇島港の修築は、重要物資輸送の要請に基く長期港湾整備計画の一環として取り上げ、差当つて、昭和二十三年度においては防波堤の整備を計画し、これが所要の経費を要求し、目下極力関係方面と折衝中であり、昭和二十四年度以降においてもこの港の機能発揮に支障ないよう逐次港湾の整備をはかるため努力したい。 —————————————
そこで海上の輸送は、陸上と比較いたしまして、すでに田中さん御承知のように、港湾の荷役作業、艀賃などのチヤージがかかつてまいりますので、これをもし同率にいたしますならば、貨物の海上轉移はできませんで、逆に海上から陸上へ貨物が轉移してまいることに相なりますので、それを考慮いたしまして、汽船運賃は、陸上鉄道の三倍半に対しまして、三倍に決定いたしました次第でございます。
住宅、水道、港湾の行政亦然り。第一國会において片山首相は、この旧弊を打破するために総合建設省の設置を公約されました。然るに片山内閣の継続たる芦田内閣は、この建設省の設置計画に当り、建設院に加える僅かに運輸建設本部の吸收を以て局面を糊塗せんとしておるのであります。かくのごときは院議の無視であり、公約に対する裏切りであり、國土再建に対するサボタージュであると断言せざるを得ないのであります。
四は、ドツクその他を一切やめまして、大小港湾施設——大港湾の施設の中にはもちろんドツクがある。大小港湾施設、護岸、防波堤、倉庫、上屋その他海陸運輸に必要な造営物を設置し、もしくは管理し、またはこれらを使用する権利を規制すること。これは同じであります。かようにした方がはつきりいたしまして、まがいがないという点で、意義はまつたく同じであります。ただ「その他企業を経営すること。」
海上運賃三倍の値上げは、その性質上、基礎物資の價格に影響するところ大でありますので、一般物價改訂ともにらみ合わせまして、さらに港湾におけるはしけ及び荷役料を考慮いたしまして、ただいまのところ三倍に定めることが適当であると考えた次第でございます。なお海上運賃は、現在完全に自営態勢をとつております。機帆船運賃との調整をも考慮に入れておりますことはもちろんでございます。
それは即ち進駐軍関係の要因、それから鉄道港湾関係、更に労働基準法の実施に要する増員及び補修復旧関係等にこれを含めまして、約九万人の人員がこの中に含まれておるのでございまして、差引実質的には五十四万人ぐらいが基礎要員となつておるのであります。
ただ港湾の能力でございますかと、あるいはそこにおけるチャージが相当かかるといつたような問題がやりは関連して出てまいりますので、單に陸上運賃と木船の運賃と、両方の調整だけではもちろんいけないのでありますが、そういつた点を考慮すれば、現在におきましても、海陸輸送の調整がもう少しできるものがあるというふうに、私どもといたしましては考えております。
それから道路費が二十二億四千三百万円、それから諸費、雜費でありますが、これは自動車の修理でありますとか、あるいは印刷工場の管理でありますとか、港湾荷役の関係であるとか、ホテルの委託経営費でありますとか、さような細かいものでありますが、これが百十一億七千六百万円、それから円資金勘定への繰入金というのがありますが、これが十億円、それからB号軍票の整理をしているのでありますが、そのための日銀に対する返還金
第六二号) 二 唐津港修築促進の請願(中村又一君紹介) (第九三号) 三 淺川港修築の請願(岡田勢一君紹介)(第 一〇三号) 四 伊萬里湾に石炭積込施設築設の請願(森直 次君外四名紹介)(第一五八号) 五 呼子港修築の請願(中村又一君外一名紹 介)(第一五九号) 六 大泊港を地方指定港に認定の請願(前田郁 君紹介)(第二一四号) 七 岡山縣の昭和二十三年度地方港湾修築費國
○和田敏明君 本請願の要旨は、北海道天塩國北部は無盡藏の石炭、石油並びに農林、水産物等に惠まれているが附近に良港がないため、不利な鉄道輸送によるほかなく、その開発は遅々として進まない、又天塩川沖合には有名な海田があるので、輸送の円滑と漁業の振興のため、天塩川河口を港湾として、また漁港湾として利用できるように修築されたいというのである。
○天埜説明員 北海道開発計画は新たなる國情に基き重要な問題であることは明白であり、港湾関係についても長期計画の一環として、北海道資源開発の見地より整備計画を樹てつつある。しかし天塩川河口に新たに港湾を修築することについては、未だ考慮されていないから、請願の趣意に添つて北海道廳と連繋をとり調査研究を進めたいと思う。 —————————————
しかるにもかかわらずこれらの先輩は、いずれも全國のそれぞれ要地に向つて鉄道、道路、港湾等の設定に努力せられまして、比較的当時においては産業上日本全体の立場から見れば、忍んでもいいというきわめて公正な立場からこれに努力しなかつたのであります。從いまして鉄道のほとんど見るべきものもなく、國道等におきましては敷設当時と何らの違いがないという現状にあるのであります。
大竹町浜田市ともに港湾を有しておりまして、海陸交通の要路であり、山陰、山陽の物資の集散地であります。本路線は山陰、山陽の國道、鉄道を結ぶ最短重要路線でありまして、これが開通の曉には、國家社会に偉大な貢献をなすことは疑いないのであります。資材の不足、食糧問題解決等の観点からいたしまして、生産増強、食糧増産、未開地の開発に偉大なる貢献をいたすのであります。
同港は天塩川河口を修築して港湾として、これを漁港として利用せんとするものであります。天塩川口沖合は、各種魚族の有名な棲息地武藏堆があつて、漁業進展の余地が極めて多いが、漁港がないことが甚だ遺憾であるから、速かにこの漁港設備を完成して貰いたいというのであります。 請願第二百八十号は音戸漁港修築に関する請願であります。紹介議員は兼岩傳一君であります。
○大原博夫君 忠海港は廣島縣でございますが、尾道・呉間の中間に位した港湾でありまして、ずいぶん古い港で、昔から四國並びに瀬戸内海島嶼部との連絡、物資の中継輸送地として貢献してまいりましたが、昭和九年四月、時の政府はその実績と重要度とを認められて、指定港湾として決定せられました。爾來三呉鉄道開通とともにますますその眞價を発揮して、港湾の施設完備に努力してきたのであります。
○後藤政府委員 意思がある、ないということよりも、もつとその先に、どういう線を引いて重要港湾を指定すべきか。また重要港湾のうち一種、二種にわけるべきかという点の研究をやつておりますので、その規格にはいりますれば、一種になるあるいは二種になるというところまでまいりますが、清水港をどうこうというところまでは、まだ進んでおらないわけであります。
○後藤政府委員 港湾の一種、二種、重要港湾及び指定港湾というような点につきましては、前年度よりいろいろと研究いたしております。
―――――――― 六月三日 北上川改修工事施行の陳情書 (第四四三 号) 三陸沿岸地帯を準國立公園に指定の陳情書 (第四四九号) 國道第六号線の改修工事施行の陳情書 (第四五八号) 都市復興に関する陳情書 (第四七〇号) 戰災復興事業國庫補助増額に関する陳情書 (第四七六号) 同外四件 (第四八五号) 新町川北岸緑地化計画の廃止等に関する陳情書 (第 五二〇号) 港湾法制定等
百十一億七千万円のうちどういうふうにはいつているかと申しますと、河川関係におきまして六十九億九千万円、農業土木、すなわち耕地の災害復旧費といたしまして二十九億円、その他山林におきまして四億二千万円、水産におきまして二億三千万円、港湾関係におきまして四億、端数を切り捨てて申し上げております。
根本的再建計画を定めるには鉄道、自動車は原産地より港湾への輸送に重点を置き、海運はこれを消費地港湾に輸送する、又海外よりの輸入原料品は海運によつて各地港湾に分散輸送し、鉄道、自動車でこれを消費地に輸送する、いわゆる綜合輸送体制を採ることが肝要であると思うのであります。これには港湾の施設を強化すること、特に倉庫の設備の充実が必要であります。
我が國の物理的関係から見まして、鉄道、自動車は港湾を中心として貨物を集散し、海運は港湾と港湾とをつなぐ輸送をするということが、最も能率的な方法であるのであります。然るにこれがうまく行つておらない。陸は陸、海は海で勝手な輸送をしておると申しても決して過言ではないと思うのでありまして、少しもそこに綜合性がない。そのために陸運では滯貨の山を抱えている。
、あるいは警察という面がそれほど大きくはないと思うのでありまして、私どもから言いますれば、石炭を積んできた船は、石炭荷揚場へ着くということは常識であつて、たれがそれを運営しようと、結局石炭置場のない所に石炭船を着けるということもなく、あるいは貯木場の近所に材木を積んできた船を着けるというようなことはきまつたことであつて、私どもに言わすれば、そういうことは警察事務というよりはむしろ経済事務であつて、港湾
○門司委員 今の請願に関連してでありますが、港長の問題はこの法案を通過させる場合にも相当意見があつたり、私もいろいろ話をしたと思いますが、非常に法案の審議を急ぐ形になつておりましたので、一應認めざるを得ないような関係があつたのでありますが、先ほど松澤委員からお話の通りでありまして、國において主管いたしますいわゆる從來の國港の場合は、ある程度、施設その他がすべて國の方において行われますので、直接港湾をもつております
この請願の請願者は東京都知事安井誠一郎君でありますが、請願の要旨といたしますところは、海上保安廰並びに海港々則法の中で、地方自治体において管理または経営している開港に対し、開港場の保安強化の名目のもとに、新たに中央官廰の特別行政機関を各港ごとに設けんとする條項があるのは、地方港湾運営一元化に反するばかりでなく、地方自治尊重の精神にも反し、かつ地方港湾の振興上障害をなすものであるから (一)開港々則法案
その支弁いたしました事項は、河川、道路、港湾その他に関する土木事業費及び同補助、農業土木費及び同補助、営繕継続事業費、森林事業費及び同補助、戰災その他の災害復旧及び復興事業費並びに同補助、就業促進施設費補助及び臨時物資需給調整費であります。
油津港は天然の良港でありまして、南九州の港湾の中で随一の商港として、あるいは漁港としてその活発な動きが最近起つているわけであります。油津港を利用する船舶は年間二千余隻に及んでおりまして、また一方貿易再開を控えて、開港指定の猛運動もやつておるわけであります。
すなわち、政府の考えておるところの建設廳に運輸建設本部を加えるのみでなくして、農林省の開拓局、商工省の電力局、運輸省の港湾局の大部分の仕事をこれに加えまして、山と川と都市と建物等を一貫した建設行政のもとに一元化することが、國土建設の上に最も必要なことではないかと思うのであります。これに対しまして、芦田総理大臣はどうお考えでありますか。
○田中(角)委員 ちよつと簡單に伺いたいのでありますが、第一回國会におきまして採択せられ、政府に送付された請願、陳情の状態を大体お聽きしましたが、それに対しましては、河川、砂防、港湾、道路その他の施設で、大体の統計をされたものがございますれば、御説明願いたいと思います。
○鈴木(俊)政府委員 お話のように、たとえば旧村が小学校をもつておりまして、その小学校のために特別の基本財産を旧村がもつている、それを編入せられた市がそのまま引継いでおりました場合には、その旧村の学校を維持するための特別基本財産というものは、これは旧村を新しくつくり出すときにはそのまま還してやるというのが、ここの規定の意味でございまして、今お話のございましたような、たとえば道路とか、港湾とか、こういうようなものはやはり
村会の方ではあの学校は俺のものだ、この港湾は当然俺のものになるのだ、この村の資産であつて、またこれを操縦する権能並びにこれから生ずる利益も俺の方で全部收めるのだという決議をいたしまして、両決議が相反したときにはどういうことになるか、それを御説明願います。
そういうときにその合併した市の方から五学級つくつてもらつて、十学級になつたという学校は、そのままもつていつてしまうのか、あるいはその中で五学級分だけは市の財産としてそこに残して市の子弟をそこに入れるというような取扱ができるものか、または港湾のごときも村の区域に市費でつくつたけれども、その港湾は依然として市有の港湾ということをその議会が宣言をして、その港湾から取上げられる利便とか、あるいは実利というものを