1952-05-22 第13回国会 衆議院 厚生委員会 第31号
○軽部説明員 これは法律の立て方の問題だと思うのでございますが、私ども今度初めて一港検疫主義というものをとりまして、船側の行動の便利をはかるということをきめたのでございます。そこで入国港というものをぴつしやりきめてしまつたのです。
○軽部説明員 これは法律の立て方の問題だと思うのでございますが、私ども今度初めて一港検疫主義というものをとりまして、船側の行動の便利をはかるということをきめたのでございます。そこで入国港というものをぴつしやりきめてしまつたのです。
それを私どもが一港検疫主義をとりましたために、本法におきまして、入国港を政令で定めておるということを落しませんと、その慣習に従つた国際的なおつき合いができない、こういうことのために、これを落したのであります。
これは諸外国の例に倣い一港検疫主義の建前をとつたのでありまして、今回改正の主眼であります。防疫技術の進歩した今日におきましては、嚴重な多港検疫の必要はないと認められることと、船舶、航空機の運航経済を考慮いたしたのであります。
○砂間委員 それから一港検疫主義になりますと、極利なことは便利なんですが、外国から来た船、あるいは外国の港を寄つて来た船は、全部検疫港へ最初に入つて検査を受けなければ、目的の港へ入れないことになると思いますが、これはどんな小さな船でもみなそうですか。たとえば二十トン、三十トンの機帆船みたいな小さな船でもそうですか。