2013-05-08 第183回国会 参議院 予算委員会 第15号
日増しに挑発行為がこれは常態化をしているという状況でございますけれども、中国の一部の報道では、中国の国家測量地理情報局の幹部が尖閣諸島に測量隊を派遣、上陸させて、そして標識を設置する意向を示されたとこれは報道されておりますけれども、この事実関係はいかがですか。
日増しに挑発行為がこれは常態化をしているという状況でございますけれども、中国の一部の報道では、中国の国家測量地理情報局の幹部が尖閣諸島に測量隊を派遣、上陸させて、そして標識を設置する意向を示されたとこれは報道されておりますけれども、この事実関係はいかがですか。
これは昔から数時間あるいは十何時間前にある種の異常現象が起こることがあるのでそう言っておるのでありますけれども、たとえば一九四四年の東南海地震のときには、国土地理院の測量隊が十時間ちょっと前に非常に異常な現象、つまり水準測量の計測誤差が非常に大きくなってしまったということを経験しております。それから次の日の地震の起こる三十分前から後にはその水準器を合わせることができなくなってしまった。
たまさか測量隊が地権者側と接触をいたしております時期に、私どもは参ったわけでありますけれども、この地権者側は、いわゆる測量を県がやるのか公団がやるのかよく承知をしておらないという傾向もあるわけであります。そうしてまた県側に聞きますというと、まあそういう協定はあるけれども、これはやはり協力をいたさないわけにはいきませんから、一緒にやっておりますというような答弁なんかも出てきております。
しかし、これらの事柄をずっと振り返ってみまして、測量隊が測量をしようとする、くい打ちをしようとする、阻止する人たちに阻止された、そういうことが繰り返されて、やむを得ず警職法の四条あるいは五条、六条に基づいて警察官の方々が出動し、そして測量隊を守ってくい打ちをするというのがいままでの例でした。そうですね。今回はどうなんですか。まず警察官が先に出たじゃないですか。
あなた一体直前と言うけれども、防衛庁の習志野の高射砲隊を使って、あそこへ集結して、しかも公団が頼んだどこかの警備会社の警備員まで一緒にして、それから測量隊も一緒にして出動してくるなどということは、警察の職権の中にありますか。何のために彼らを一緒に入れてきたのか。
測量の問題については、先ほども御説明ございましたけれども、現在すでに承認をされた方々の土地を測量するのだ、こうおっしゃいますけれども、しかし地元の受けとめ方としては、測量隊が入ってきて外郭測量をやるということは、反対派に対しては問答無用である、こういう仕打ちだという受けとめ方があるわけで、したがって測量という問題が、飛行場を建設する上からいきまして非常に大きな政治問題になっている。
この黒い画面の、一〇一測量隊などの記録を見ておりますけれども、こういうことで特に先ほど岡本委員から指摘のありました、かつて自衛隊の飛行機が四機遭難をして、人命に損傷はなかったけれども、飛行機は全部だめになった。
それが死んだから、なぜその速度でその高度だったという——これはその高度であったことは、一〇一の測量隊の綿密な計算で、電子計算機で計算をされて、一万六千フィートだという高度が計算を出されてるわけです。その結果を見て、これは飛行士はけしからん、いわゆる規則違反だという結論になぜならないんですか。
それから警察官を五百名も出動云々ということでありますが、これは御承知のように、私はまだ実地を知らないのでありますが、新聞等の伝うるところによりますと、蜂の巣城とかいう地名をとって一つの、俗に申しますと、とりでを作って、もしも測量隊あるいは何かそこに建設省関係の者が測量でも強行しようとする際には、それに対してこういう二段、三段がまえの一つの防備を作るための、あるいはそれが暴力行為になるおそれがあるんじゃないかというようなことを
下流のいわゆる久留米市の市長杉本君も、あるいはまた地元の各代議士の方も、また熊本県知事、たれかれと、ずいぶんいろいろと説得に参ったのでありますが、一、二の人を除く限り、ほとんど面会謝絶、そうして、まあ一つのとりでを作って、そうして、これは本人たちが呼んでいるわけではないでしょうが、地方の人は、千早城だとか蜂の巣城というようなことを言って、非常にしかけが、はなやかなしかけをして、測量隊の入場を拒んでいるということであります
大分県側は大体了解したのでありますが、熊本県側では非常な反対で、絶対に測量隊もそこへ入れない。相談に行っても、五十戸ばかりの水没家屋の人たちが、どうしてもそばに行っても話もしないというようなことでありますが、私は前大臣から引き継いで、いろいろと熊本県知事等にお願いして、何とか一つ御了解のいくようにお願いしたいということを再三申し出ておりますが、まだ結論には達しておりません。
いま一つは、いわゆる第四測量隊がすわり込み労組員を引っこ抜いた際、いわゆる警官のトンネル内でなぐる、けるの暴行を加え、排除したことは、正当な実力行使の限界を逸脱しておる。これを私ども問題にして告発している。警察官がずっと二並に並んでいて、そこへ一人ずつ引っぱり込みまして、そうしてこっちの入口から向うの出口までこれをけ飛ばし、突きなぐり、へとへとにして出しておる。そういうことをやったんだ。
外野でもって測量隊が測量してきたいわゆる測量点があるわけです。それでもってずっと地図を製作していく。その製作したものが間違いないか調べて、それをトレースをして、永久的な資料を作る。それから二、三年前に測量して地図ができているのをもう一回検査するとか、そういうふうな仕事を大体一年半やっておりました。それからもう一つは、小型水利といいまして、農牧畜方面の水利。
かりに測量といってもこれは民事的の問題ですから、業者がやる民事的な問題だから、地元民が絶対反対しておるなら、そしていろいろな衝突が起りそうなら、測量隊に話をして帰すのが、地元の安寧を受け持つところの巡査の職務じゃないかと思うのですが、そうせずに、測量に来たらしょうがない、地元民のお前たちがだめだと、あなたたちはそうやられたと思うのですが、その点はどうされましたか。
測量隊が部落民のたんぼの中に入るならば、それは軽犯罪に入るでしょう。それを排除するのが警察官の職務じゃないですか。それをあなた方は気がつかなかったんですか、どうですか。気がついていてやらなかったのですか、どちらですか、お聞きいたしたい。
出ましたが、その日は会社の測量隊がほとんどでございまして、地元の者は警察で思ったほど出ていなかった。ですからこんなことなら警備の必要がないじゃないかということになりまして、一応山の中へでも入って遠くから見ておれ、もしまた地元の方からどっと出てきてじゃましてけんかになったらいかぬから見ておれということで測量隊からずっと離れたところへ入りまして、警備に当っておったわけでございます。
そうして政府のとった態度というのは、あくまでも強制測量の強行であり、砂川基地そのものから、アメリカ兵の銃剣にささえられて測量隊を出入りさせたり、最後には、無秩序な警官隊三千名のこん棒をふるっての流血の惨事でございました。
それを見ますと、たとえば現地の情勢ですが、「半鐘が鳴って測量隊の侵入を知らせた。闘争本部のスピーカーは全員配置につけ、と叫んだ。乱闘服の私と友人の学生共産党員は第三ゲートに向って走った」云々。「私は友人の共産党員と顔を見合せ苦笑した。「自分で交通費を出し、握りめしに四十円を出してまで砂川にやってくるのは学生だけだ。人気の出るのも無理ないさ。
その目的通り測量を完了するためには、十二日以前の十一日まではとにかくまだ時間もあるということもありまして、いわゆる話し合い戦術に引きずられまして、測量隊は出かけて事ならずして引き上げるということを連日繰り返してきたわけでありますが、十二日以後はもうそういう戦術に、まんまとひっかかっておるわけにいかないということで、強力に妨害を排除してでも測量に着手したいということで出ることになりましたので、それまで
たとえば測量隊の行動につきましても、あなたは測量隊だけについて調べている。一体出てきましたところの測量隊はどのような行動をしたのか、どのような態度をとったのか、ちっとも調べていない。ただ向うの言いなり次第にひっかかっているというのが、今度の大失敗を招いた原因であると思います。
最初の一週間余は、毎日測量隊が出ましたけれども、御承知のような社会党議員の諸君の立ちふさがりがありまして、とうとうこれが実施できません。そこで最後には、十二日になりましてついに警察官の出動を見るということになりました。しかしそのときには、地元の者もありますが、むしろ第三勢力の者が立ちふさがりまして、とうてい測量の実施ができません。
私はなぜそれを拝借したかということは、先ほど西村君が申しましたように測量隊が測量に参ったのであります。ところが当日の事情を申しますと、測量隊員は全然測量用具を持っておりません。測量用具を持たないで、ボールをたった二本持っただけで全部隊伍を組んでばっと押しかけてくる。その中に写真班がいる。情報収集班がいる。私どもは非常に不愉快に思ったのは、測量隊が何で西村君が言ったように写真が必要か。
一日から十六日の間に測量をするということを通告をいたし、立会人も求めておったわけでありますが、測量を実施せんといたしました東京調達局の測量隊が出ますときに、社会党議員の諸君がそこに立ちふさがられた。そうして話し合いをしようじゃないかというお話がありまして、そういうことが約一週間続いておった。
○江口参考人 測量隊が通ろうとして、皆さんがお通りなさいと言ったのを、警察官が妨げたという報告は私は聞いておりません。まあしかしこれは想像でございます。また弁解がましいことを言うと言われるかもしれませんが、今まで通れなかったのに、今度はさあお通りなさいと言われても、測量隊はほんとうだろうかという気になるのではないでしょうか。
その前には測量隊がやはり来ました。ところが測量隊がどんどん前へ自発的に進もうとしますと、警察が来て進んではいかぬといって進ませないのです。われわれはどうぞおやりなさい言う。ところが警察は進ませない。大体あの進ませないというような命令というものは、あれは予備隊長が出したのですか。第四ゲートに行った者はいわゆる進ませない。そうして測量を援護するために出たことは、あの状態を見れば明白なんです。
○江口参考人 測量隊が一班で測量するか、あるいは二班、三班に分れて測量するかということは、これは測量隊の判断に待つより仕方がないと思います。私は棒一本と巻尺だけで測量ができるかどうか専門的なことは存じません。それでできるというなら、測量隊ができるとして警察側は対処せざるを得ないと思います。別におとり戦術と申しますか、そういう深い考え方があって、そういう行動をとられたとは思っておりません。
ただ測量隊が十二日の日になりまして、先ほども申し上げましたように、それ以前はいわゆる話し合いの戦術と申しますか、それに応対されてむなしく日を過しておりましたが、事ここに至ってはいつまでもそういう状態を繰り返しておったのでは十六日までに測量を完了することかできない、どうしてもきょうからは測量には実際に着手をしたい、実施に入りたいという強い態度になったように、われわれは判断をいたしたのであります。
○河崎説明員 測量隊といたしましては、第一日ないしは——まあ順位から申しますと、一、二、三というふうな形において測量を順次進めていくということは御連絡しておると思います。私も、石井長官の方には御連絡はいたしておりません。私は出先でありますので、警視庁の方とは御連絡は申しております。
それは警察官が反対者を排除せぬでも、不慮の状態が起きないためには測量隊をとめさせてもいいはずなんです。それをどうしてとめずに、そうして強行したから千名の負傷者も出たわけでしょう。だからあなたは公安委員長としてそういう場合になぜ今測量してもすぐ効果がない、裁判の解決を待って半年か一年先にならなければできないというのに、なぜ急速にこういう測量をするか。
結局測量隊というものが警察の援護を受けて、国家権力によって、警察の実力によって強制的に住民の反対を押し切ってやってしまう。こういうふうな結果にならざるを得ないのであって、一つ私は石井長官のこの前の考え方、これを貫いてもらいたいと思う。
そこでそれを取り静めるには、今大きい政治問題が起っているから、測量隊が強行しようとするのを警察官は阻止して、二時なら二時に強行しようというのをやめさせるのが、私はこの治安を保つ唯一のゆえんだと思うのです。それを逆にあなたは、測量するのをやめろということは言えぬから、測量はやれやれといって、そうしてそれに農民が反対するなら農民を押えてやるということは、公平な警察の行き方でない。
○小島小委員 条件というものはよく忘られがちでありまして、あとのものだけを取り上げて盛んに主張される方もございますので、念のために申し上げたのでありまして、ただ好意的に、測量しようとする者に対してもう少し待ったらどうかと言ったときに、測量隊の方から、どうしてもきょうするのだという場合に、話し合い話し合いといってこれをしつこく食いとめておくということは、私は先ほど刑事局長の言った条件づきならばということの
○今井説明員 測量隊が測量をいたしますにつきましては、なるべく現地におきまして円滑に測量をするということが初めからの方針でございます。ただ、その話し合いをいたしますことは、やはり目的は測量を実施するのが目的でございます。
これはまた後日問題になると思いますからお尋ねしておくのですが、先ほど猪俣議員の質問に、測量隊に対して社会党の議員団が話し合いをするのだからといって交渉しておる場合は違法にはならぬのではないかということを猪俣君が尋ねたときに、話の通りであるならば違法にはならないと思うというようなことをおっしゃったのであります。