2005-04-05 第162回国会 参議院 法務委員会 第9号
私ども、午前中も御説明申し上げましたけれども、法務事務官として登記の仕事に従事してきた者の長年の経験を有する者の中から登記官というランクの者を一つの責任者のような形で選んでおりますけれども、その責任者の中でも測量講習を受けるあるいは表示登記について更に勉強させるというようなことで、表示登記の専門官というのが全国に約二百名現在いるわけでございます。
私ども、午前中も御説明申し上げましたけれども、法務事務官として登記の仕事に従事してきた者の長年の経験を有する者の中から登記官というランクの者を一つの責任者のような形で選んでおりますけれども、その責任者の中でも測量講習を受けるあるいは表示登記について更に勉強させるというようなことで、表示登記の専門官というのが全国に約二百名現在いるわけでございます。
法務局職員の中から選抜されまして、短いとはいえ約六カ月間、東京で測量講習を受けて表示登記専門官になる資格を得ます。その表示登記専門官から、さらに公図等の沿革や資料の分析、解析に要する能力を得て筆界特定登記官に指定されることになると考えられますが、将来広くそれらの能力が評価され、実績を積まれて発展されることを期待します。
一つは、初級の職員を対象にいたしまして測量講習というのを自序内で催しておりまして、毎年金国で数百人程度の者はそれを受講するという仕組みになっております。それから、もう少し程度の高いものを、また測量講習ということでこれも実施をいたしております。二回目のいわば高等の測量講習を受けますと、これはある程度のことができる、実務的な仕事は処理できる力は十分に備えられると思います。
ただ、将来それでいいというわけにはまいりませんので、いろいろの手だてを考えて、機械化とかいろいろのことも進めて何とか余裕が出るようにという苦労はしておるつもりでございますが、それと同時に職員がやはり調査、測量の知識と技能というものを身につける必要があるわけでありまして、これは昭和二十七、八年ごろからいろいろの測量講習というふうなものも計画いたしましてやってまいっておるわけでありますけれども、何分にも
そういった点を補強するためのいろいろな測量講習とか、専門家を養成しておりますので、そういうことと相まちまして、地図を整備していくという体制をいま強化しつつあるところでございます。御要望のありました点は非常にもっともでありますので、私どもといたしましても十分に努力する所存でございます。
実は登記所におきましても測量の技術を訓練する必要があるというようなことで、一応全国にわたりまして第一回の測量講習と申しますか、これは昭和三十四年度におきまして一応完了したのでございます。これは登記官吏全員がその講習を受けたわけじゃございませんが、全国八カ所の法務局におきまして、管内の登記官吏を集めまして測量の講習をいたし、若干の測量器具なんかも登記所には備えております。