2021-05-31 第204回国会 参議院 決算委員会 第8号
検査の結果を踏まえた会計検査院の所見といたしましては、環境省において、自然減衰等の影響をできるだけ排除して除染の効果を統一的に確認できるよう、測定間隔を可能な限り一定にして速やかに測定するなどの手法を検討すること、除去土壌等の保管状況を適切に把握するなどするよう徹底を図ること、放射能濃度が八千ベクレル・パー・キログラム以下の廃棄物は通常の処理方法でも技術的に安全に処理することが可能であるとされていることについて
検査の結果を踏まえた会計検査院の所見といたしましては、環境省において、自然減衰等の影響をできるだけ排除して除染の効果を統一的に確認できるよう、測定間隔を可能な限り一定にして速やかに測定するなどの手法を検討すること、除去土壌等の保管状況を適切に把握するなどするよう徹底を図ること、放射能濃度が八千ベクレル・パー・キログラム以下の廃棄物は通常の処理方法でも技術的に安全に処理することが可能であるとされていることについて
これを受けまして、環境省は、従来から続けているわけでありますが、十月九日から二十四日まで、全国十二カ所でガンマ線などの測定をいたしておりまして、そのガンマ線の測定の間隔を、通常期のモード、測定間隔は一時間に一回、データ回収を一日に一回というのを、二分間に一回、データ回収は一時間に一回という緊急モードに切りかえて測定を行ってまいりました。
四十八年七月のデータでは、進入道路測定地点から次の気象小屋跡観測地点までの時間間隔九分間、こうした十分以下の測定間隔というのが、五月から十二月までで全部で六カ所あるわけです。 現地を見るに及ばず、もしも先ほどおっしゃったように、報告をとってチェックをしていらっしゃるならば、これらは不可能を可能にした測定として、その時点で、何らかの処置が政府で行なわれていてしかるべきだと思うのです。