2021-03-22 第204回国会 参議院 内閣委員会 第5号
この衛星の七機体制のまずは必要性、それから、何よりもこの飛ばしたことが産業振興だとか科学技術の発展に資する効果が出ていくのかということ、特に、自動運転にも必要とされているセンチメーター級の測位補強サービスも今スタートしていますが、今後の展望、産業への波及効果、教えていただけますか。
この衛星の七機体制のまずは必要性、それから、何よりもこの飛ばしたことが産業振興だとか科学技術の発展に資する効果が出ていくのかということ、特に、自動運転にも必要とされているセンチメーター級の測位補強サービスも今スタートしていますが、今後の展望、産業への波及効果、教えていただけますか。
特にこのセンチメーター級測位補強サービスは、二〇一八年十一月より開始し、自動車やドローンを始めとする様々な分野で製品化され、社会実装が進みつつあります。今後も、幅広い分野での利活用が進み、イノベーションや新たなビジネスの創出に貢献することが期待されます。 引き続き、官民が結束して、準天頂衛星システムの利活用が促進されるよう、政府を挙げて積極的に取り組んでまいります。
例えば、航空分野におきましては、準天頂衛星「みちびき」三号機を用いまして、衛星航法システムによる測位補強サービスの提供をことしの四月から開始したところでございます。今後、準天頂衛星七基体制を見据えまして、引き続き、衛星航法の精度や安全性を向上させるための取組を進めてまいります。
御指摘のセンチメートル級の測位補強信号、これに対応しました受信機につきましては、去年十一月一日のサービス開始に合わせて販売をされておりますけれども、御指摘のとおり、更なる小型化、これが重要であるというふうに認識をしております。 このために、SIP、戦略的イノベーション創造プログラムでありますとか、あるいはNEDOのプログラムを通じまして、小型の受信機の開発を支援をしておるところでございます。
準天頂衛星システム「みちびき」におきましては、GPSの電波が届きにくい都市部やあるいは山間部においてGPSを補完する、そういった機能とともに、自動運転や道路の情報管理等に必要とされます精度が高い測位補強信号を提供しております。精度に応じてセンチメートル級、サブメーター級と私ども呼んでおります。
「みちびき」による、サブメーター級、大体一メーターぐらいですが、サブメーター級測位補強サービスを活用したさまざまなサービスは既に民間企業から提供されており、小型の受信機が各メーカーから順次販売されております。
○穀田委員 このシステムの状況について、大体十省庁が参加しているんですけれども、それは、皆さんのところでいくと、国土交通省は、この「準天頂衛星システムに関して」という報告の中において「各省庁として、S帯測位補強・通信の整備をする必要性の有無」というところには、「なし」こう答えているんですね。
○吉井委員 各省庁の方で、測位補強とかそういうものについての必要性のアンケートについては、必要なしとみんなは答えているわけですね。
そのような中で、準天頂衛星は、ビル陰などの影響を受けないで非常に測位の精度の上がるような、測位補強のできる機能ということもあります。このような点を評価して、非常に重要だと判断して推進をしているという理解でございます。