2016-11-08 第192回国会 参議院 内閣委員会 第4号
これは、宇宙分野に鑑みますと、例えば衛星測位分野では、農業機械や建設機械の利用に当たって、高精度測位機能を有する準天頂衛星の整備を通じてこれらの機器の自動運転を実現すること、これで農業や建設業の生産性向上に寄与できる。
これは、宇宙分野に鑑みますと、例えば衛星測位分野では、農業機械や建設機械の利用に当たって、高精度測位機能を有する準天頂衛星の整備を通じてこれらの機器の自動運転を実現すること、これで農業や建設業の生産性向上に寄与できる。
そのほか、いわゆる衛星通信、衛星放送、気象観測など、多面的な宇宙利用産業の発展の土台となっていくとともに、災害監視や地球環境観測を繰り広げて安全、安心な社会の構築に貢献しているということ、また一方で、通信・放送、気象観測、測位分野以外ではいまだ宇宙利用が社会に十分定着するに至っていないということであるとか、あるいは宇宙外交への取り組みや宇宙産業の発展が不十分なところもある、そういう課題もあるということも
例えば、衛星、衛星通信放送の分野であったりとかカーナビゲーションなどの測位分野におきましては様々な新しい宇宙利用ビジネス、これが生まれてきているわけであります。そして、こういったものを進めていくためには、打ち上げサービスの民間移転の問題であったりとか準天頂衛星など官民共同のプロジェクトの推進、そういったことが今後は重要な課題になってくると考えております。
日本におきましては、昨年九月に宇宙開発に関する長期的な計画というものを打ち出しておりまして、これには、社会的要請に対応する地球観測分野あるいは通信・放送・測位分野、これに重点化をした衛星開発をやろうということが一点。それから、H2Aロケットの標準型は民間へ移管をしていこう、民間活力をもっと増そうということ。