2011-11-16 第179回国会 参議院 予算委員会 第4号
そこで温首相とお会いする機会もございますので、改めて私からもまた更なる働きかけをしたいと思いますが、ついでに、ただしていただいたので、先ほどの資料の中で、農林水産物の日本の輸出相手国、香港なんですね。これ、アメリカよりも倍近く、中国などよりもはるかに日本の農水産物を買ってもらっている国で、このAPECでは香港の首脳も来ていました。
そこで温首相とお会いする機会もございますので、改めて私からもまた更なる働きかけをしたいと思いますが、ついでに、ただしていただいたので、先ほどの資料の中で、農林水産物の日本の輸出相手国、香港なんですね。これ、アメリカよりも倍近く、中国などよりもはるかに日本の農水産物を買ってもらっている国で、このAPECでは香港の首脳も来ていました。
この五月に温家宝首相が来日をされた折にも、この農産品の輸入制限について緩和をしていくのだということを温首相は明言をされたわけですけれども、これいまだに実現をされておりません。パネルをもう一度御覧いただきたいんですが、中国への農林水産物の我が方からの輸出については第四位、四番目でありまして、一一・三%も占めるわけでもあります。
そしてその際、菅首相が、沖縄尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件につきまして、温首相は日本の立場を御存じでしょうからきょうは言いませんと語って、日本の立場を一切言及しなかった、そういうことが複数の政府筋によって明らかにされたという記事であります。 菅総理は、この首脳会談の後に、同行した記者団に対しまして、こういう発言をされております。
○小野次郎君 総理、あなたはどうして温首相に会ったときにフジタの社員の即時解放を直接求めていないんですか。また、我が国の正当な立場を理解してもらうために、国会を実質的に二日遅らせてまで行ったASEMの会場で、各国首脳に会談していながら中国船衝突事件に関する我が国の立場を明示的に訴えていないのはなぜですか、お伺いします。
尖閣諸島は歴史的に見て日本の領土であることに疑いの余地がないこと、今回の事件は明らかに中国側に非があり中国の謝罪と賠償を要求する権利を有すること、拘束中のフジタの日本人社員を一刻も早く解放すること、中国側の対応に国民は非常に憤っていることなど、温首相との立ち話で総理はきちんと主張されたのでしょうか。
温首相とは会場廊下のいすに座って会談したと伝えられています。突如の立ち話に、日本側の中国語通訳がいなかったため、英語を介しての通訳だったと聞きます。それで二十五分の立ち話ということは、実質的には十分以下の短時間の会談ということになります。それで十分な日本の国益の主張ができたんでしょうか。また、立ち話の際に温家宝首相に対し、いまだに拘束されたままのフジタの社員一名の解放を直接要求されたでしょうか。
特に中国側は、今政務官おっしゃったように、胡主席提案の政府間の戦略的な意思疎通の強化とか、それから、温首相が示した中国の改革・開放の経験を紹介していく意向というようなことが中国側の報道としては出ておるわけでございますが、一日おくれた北朝鮮の報道では、そういう部分が全く欠落しているということでございます。
昨年の十月、二〇〇九年十月、温首相が北朝鮮を訪問したときに発表されたのは、中朝国境の橋の建設、それから二億元、約二十七億円の無償支援などを公表しているんですね。しかし、今回は具体的な説明はないんです。それから、金総書記による六者協議予備会合への支持表明もなかった、こういう違いがあるわけでございます。