2013-11-12 第185回国会 参議院 農林水産委員会 第3号
まず最初に、京都議定書の第一約束期間において、我が国の温室効果ガス削減義務六%のうち、年間五十五万ヘクタールの間伐により三・八%の目標が達せられる見込みにあるとのことであります。
まず最初に、京都議定書の第一約束期間において、我が国の温室効果ガス削減義務六%のうち、年間五十五万ヘクタールの間伐により三・八%の目標が達せられる見込みにあるとのことであります。
京都議定書は、二〇一三年以降の温暖化対策について、ことしじゅうに交渉を開始することとしておりますが、米国が議定書の実効性に疑問を呈していることや、途上国が温室効果ガス削減義務に反発しているため、ポスト京都議定書に関する交渉もかなりの困難が予想されます。
したがって、今回のCOP6では日本や米国、カナダが温室効果ガス削減義務を緩和するような提案に固執し、そして欧州連合、EU諸国がこれをはねのけた、交渉は決裂したとの見方があります。 果敢に温暖化対策を進める欧州と腰が定まらない日米の大きな違いは環境保全をめぐる政治指導力の差だと指摘されておりますけれども、この点について、重複はしませんが、環境庁長官としてはどのような見解を持っておられますか。