1966-04-28 第51回国会 衆議院 決算委員会 第24号
そこで、今度の前渡飛行場の周辺地における採草地の農民の諸君が、約十年近くもの間、防衛庁から出た金を全部プールされてしまったわけです。したがって、昭和三十一、二年のころの金を四十一年現在の時点でもらっても、率直に言って、この間の貨幣価値から見ても、何の役にも立たない。こういうようなことが、行政上の中で非常に誤って行なわれてきているという事実は確認されているわけです。
そこで、今度の前渡飛行場の周辺地における採草地の農民の諸君が、約十年近くもの間、防衛庁から出た金を全部プールされてしまったわけです。したがって、昭和三十一、二年のころの金を四十一年現在の時点でもらっても、率直に言って、この間の貨幣価値から見ても、何の役にも立たない。こういうようなことが、行政上の中で非常に誤って行なわれてきているという事実は確認されているわけです。
私は、予算の分科会のときにも申しましたし、またきょうも、あとでこの騒音防止のための工事入札での誤りの問題とからんで、同じ前渡飛行場の下草補償の問題の金があなたのところから出ている、それの配分の問題も、同じような形で問題として出てくるわけですから、皆さんのほうから出される金が市民のところにいったときに、そこで非常に筋を間違えた形で、しかもその地域におけるところの、市長だとかあるいはその地域のボスが、自分
同じような事件が、防衛庁から出ている問題で、あの前渡飛行場の周辺地の農民に対して、下草代金の補償の金が出ているはずでございます。那珂湊市の前渡部落の農民三百三十六名に対して、もうかれこれ十数年間にわたるところの補償金が出ておると思います。
茨城には、御承知のように前渡飛行場がある。あそこには前渡飛行場に関連して防音装置の補助費がたくさん出ております。あるいはまた採草地に対しても、やはり補償などが出たりしております。
茨城県那珂湊、勝田市にまたがる、いわゆる前渡飛行場のアメリカ軍の射爆場であります。これを返してくれというのが地元の要望であります。
前渡飛行場が、原研の所在ということから考えますと、不適当だと思っておるわけです。特に、あそこの投爆演習はたびたび誤爆がありまして、演習地以外にずいぶん落ちておる。あるいは先般は飛行機があの上空を飛ぶとかなんとかで、飛ばないということを約束しておったにもかかわらず、そういうことがたびたび行なわれておるということになると、非常に問題が多うございます。 私は、ここで二つの問題があると思う。
そのゴードン中尉の飛行機がやはり今度は帰りしなに前渡飛行場を飛び出してわずか百メートルぐらいの高さで急旋回をして、しかもイモ畑に車輪が接地するほどの超低空飛行をして、そうして県道上を自転車で歩いている、その自転車にわきからつっかけて殺傷事故を起した、こういうのとつなぎ合せて考えてみると、どうしてもそこに割り切れないものが残る。
さような意味合いからこの基地の問題についてお尋ねをするのだが、この前渡飛行場を米軍が使用を始めてから今日までの間に、飛行場に基地として使用されておる以外の土地、すなわち飛行場外と申し上げれば簡単でありますが、飛行場外に模擬爆弾その他の爆弾が落っこちて、民家や道路や作物や山林に非常な被害を与えておるのだが、それらについての被害の事故の起った数等について御調査になっておりますか。