1993-05-25 第126回国会 衆議院 政治改革に関する調査特別委員会 第18号
○渡部(一)委員 はい、ありがとうございました。 次にお尋ねいたしますが、私どもの公明党といたしましては、併用案をベストだと思って社会党との間で法案を提出しているわけではございますが、その決着点といたしまして幾つかの案を考慮しなければならぬ段階にもう来ておると思いまして、委員間にはいろいろな打ち合わせをいたしているわけでございます。今、いろいろなまぜっ返しの議論はたくさんございます。
○渡部(一)委員 はい、ありがとうございました。 次にお尋ねいたしますが、私どもの公明党といたしましては、併用案をベストだと思って社会党との間で法案を提出しているわけではございますが、その決着点といたしまして幾つかの案を考慮しなければならぬ段階にもう来ておると思いまして、委員間にはいろいろな打ち合わせをいたしているわけでございます。今、いろいろなまぜっ返しの議論はたくさんございます。
○渡部(一)委員 公明党の渡部一郎でございます。社公案の法案提出者の一人でございます。 本日は、大変貴重な意見を聞かせていただきまして、まず心から御礼を申し上げたいと存じます。 最初に、ただいま各委員からお話がありましたように、現在、対立する自民党案対社公案の決着がそろそろつき始めてきた段階でございます。
○渡部(一)議員 お答えいたします。 愛知委員が、多年にわたる御見識、また鋭い政治的洞察でこの連用制に対する評価を非常に簡単にまとめてお述べいただきましたことに敬意を表したいと存じております。私も全く同意見でございます。むしろ同意見でありますがゆえにちょっと心配もあるわけであります。
○渡部(一)議員 政治腐敗に対する国民の怒りは言語に絶するものがあると存じます。これに対する深刻な理解のない発言というものが当委員会の議場の外側からしばしば聞こえてまいりまして、当委員会でも繰り返し同僚議員から取り上げられたところでございます。しかし、そのような考え方は、当委員会の委員の論議の間では皆破棄されたと同様の結論になっております。
○渡部(一)議員 自民党案と社公案との間に存在する差を水と油と例えられた方は何人かあるわけでございますが、この論議を通じまして、それほど水と油でもないということがだんだん認識されてきたように私は感じております。といいますのは、相互の間にいろいろなやりとりのあるうちに、相互理解と信頼が深まってきたからであると私は感じているわけであります。
○渡部(一)議員 私は、当委員会において、日本人の感情から申しますと、どうしても長く引き延ばしてまいりますと国民の集中力を欠いてくる。我々の熱意も欠けてくる。先日、連休中に空気がすっかり冷めたという同僚議員の御指摘もあったところでございまして、私も心配しているところでございますが、何としてもこの国会中に上げるべく努力をしなければならない。
○渡部(一)議員 お答えいたします。 私ども公明党といたしましても、今国会で断固抜本的政治改革をなし遂げるべきである。四十年間に一回のチャンスというのは、そう簡単にめぐってくるものではないと確信いたしております。
○渡部(一)議員 公明党といたしまして党議拘束を外しておりますのは、参議院の国民会議の仲間に対して、法案についての採決について党議拘束が外れております。したがって、いつもそうなっているわけなんです。衆議院の方は、党議拘束を外したことはございません。ただ、一回、党議拘束を外したに等しい採決をしたということが私の記憶では一回だけございます。
○渡部(一)議員 木島委員がいろいろ今おっしゃいましたが、私どもは今自民党と交渉しようとしているわけであります。議論もしているわけであります。それがまとまるように努力をしようとしている真っ最中であります。御激励の言葉と受けとめておきたいと存じます。
○渡部(一)議員 私はただいま提案者として、社公案の提案をいたしております。これは企業・団体献金の禁止をうたったものでございまして、この提案者である以上は断固それを譲るつもりは毛頭ございませんで、御誘導になるつもりはいろいろあろうかと存じますが、それはまた別の話ではなかろうかと存じております。
○渡部(一)議員 私も決意に変わりはございません。そして、これに反対するようなグループがもし存在したり、抵抗する議員があったとしたら、それはもう滅びの道しかないと存じます。断じてやるべきであり、それしか国民にこたえる道はないと存じます。
○渡部(一)議員 現在提出中の法案の論議を通じましてお互いの理解がますます深まったところでありますけれども、もう少しこの理解を深めていきたいと存じます。それと同時に、多方面にわたって努力いたします。
○渡部(一)議員 単純小選挙区制に対してのこの委員会における議論は、経過を見ておりますと、大体論争として七、八割方終わったんではないか。つまり、単純小選挙区制を自民党側が頑張られますと、あらゆる妥協案というのは全部つぶれてしまうわけなんです。私どもの小選挙区併用型比例代表制というのは非常にフレキシブルにできておりますから、幾らでも交渉する余地があると私はあえて申し上げたいと思うのです。
○渡部(一)議員 水と油というのがまじらないというのはもう五十年ぐらい前の化学でよく言った例でございまして、最近は水と油をまぜる溶剤はたくさんございます。こういうものは古い意識にとらわれている人がよく言う例であると私たちは思っております。 両案は接点はたくさんございますし、乳化剤を加えればこんなものはすぐくっつくのと同じように、両案を統合することは十分可能であると私は思っております。
○渡部(一)議員 お答えいたします。 私どもは、法案提出に当たりましてかなり自信を持って一括法案を提出しており、その立場で議論を進めておるわけでございます。ところが、議論しております段階におきまして、特に自民党側提出者の御様子を拝見いたしますと、だんだんと御議論の様子が変化しているように感じられてならないわけでありまして、そういたしますと、いろいろな分岐点があるなというふうに感じております。
○渡部(一)議員 民間臨調から述べられましたさまざまな御提言というのは、大変多くのヒント、そしてまた検討すべき内容を含んでおるものと私どもは考えておりまして、この善意というものをありがたく思っているわけであります。
○渡部(一)議員 集会通知は、支部組織を通じて行います。後援会を持っているメンバーは、後援会組織も通じて行います。それから、新聞は持ち合わせておりまして、公明新聞という大新聞を持っております。日刊で出ております。それから後援会報も持ち合わせております。
○渡部(一)議員 委員にお答えいたします。 直接的には巨額脱税事件がきっかけになったということは明らかでございますが、多年にわたりまして民意とそぐわない政界の腐敗が頻発する、それに対して、国民の意思というものが通らないという怒りが爆発したものだと思います。
○渡部(一)議員 お答えいたします。 田並委員が先ほどから非常に丁寧に現在の日本の政治に対する不信の状況についてお話をされました。特に、その話の出だしが、静止画像の点からお話しいただきまして、私はなるほど、私どもの議論がこうしたところから始めたという、その注目点に私は敬意を表しているわけでございます。
○渡部(一)議員 私は、委員のただいまの御質問の中で、いよいよ最大の課題である政治資金の問題にお触れになりましたので、ちょっとお願いしたいのでございますが、ここには村田自治大臣も佐野選挙部長も来ております。
○渡部(一)議員 国民の投票権に対しては、これはただいま伏木委員がおっしゃいましたように、最も重点を置いて考えるべきテーマだと存じます。
○渡部(一)議員 そして、小選挙区併用型比例代表制というのに、どういうわけだか知らないけれども、それを小選挙区制だ、比例制だというふうに決めつけるというのは、私はそれはおかしいと思う。それは決めつけのたぐいであって、議論ではない、そこもひとつお気をつけいただきたいと思います。
○渡部(一)議員 いや、反論権は自由ですよ。あなたは何をおっしゃるんですか。あなたは私が反論しそうなことを言うから、私は反論しているのであって、自分の立場が不明瞭な人にどう返事をしたらいいのですか。
○渡部(一)議員 だから私は、ほかの皆様方に、みんなが奇妙な感じをしてこの議論をしようとしているから、私は伺ったのであります。
○渡部(一)議員 Gメンの御提案は大変すばらしい案だと思います。と申しますのは、官憲を通してと、もうぱんと自民党の方ではおっしゃいました。頭の中に官憲以外にないと思っておられるのです。
○渡部(一)議員 大島委員の先ほどからの御説明に敬意を表したいと存じます。 私たちといたしましても、全力を尽くして頑張ってまいりたいと存じます。ただ、今国会で初めて法案を出したというのは帰結でございまして、立党以来そうした勉強を続け、成案を数々党内ではつくり上げてまいりましたことも、ちょっと付言させていただきたいと存じます。
○渡部(一)議員 お答えいたします。 先生が先ほどお述べになりましたように、現在も政治的な諸問題が山積しており、その問題の背景にあるものは国民と政治との間の断絶であり、その断絶を来したものは強度なる積み上げられた不信であるという点につきましては、全く意見を同じくするものでございます。
○渡部(一)議員 お答えいたします。 先日のテレビの討論会の席上のことでございますが、不退転の決意とか抜本的改革とか、そうした言葉の用語についてわからないという視聴者からの問い合わせがあったのであります。
○渡部(一)議員 四法案につきましては、社会党との協議の上で、断固この国会におきまして一括して処理するのが最上の策だと存じております。政治ですから、余り協調を欠いて、ごたごたする場合には別の結論が出るかもしれませんけれども、そういうことはあってはならぬ、断固やるべきである、こう思います。
○渡部(一)分科員 大変ありがとうございます。 関税局長にここでお答えをいただかなければならぬわけであります。局長、ひとつこの点につきましては、大臣は研究の意思を明らかにしていただきましたけれども、局長もこの問題につきまして大臣の御指示と調子を合わせてひとつ研究していただいてはいかがかと私は思いますが、既にもう御検討は相当進んでおると思われます。
○米澤政府委員 また関税のことに限って申し上げますけれども……(渡部(一)分科員「あなたに聞いてない。僕は大臣に質問した。何であなた答える。大臣に指導してくださいと言ったんじゃないですか。そうでしょう、あなた」と呼ぶ)
○渡部(一)分科員 時間がなくなりましたからやめますけれども、随分調査に時間がかかりますねと最後に申し上げておきまして、今後の御努力をお願いいたします。 終わります。
○渡部(一)委員 前文の表現に対して、総理は見解を同じくすると述べられたのでございますが、この法案は総理府に調査会をつくるという法案でありますから、この方向は方向といたしましても、私どもはこの法案の前提に盛り込まれた考え方を現時点においてさまざまの施策に生かしていかなければいけない立場にあるかと思っているわけであります。
○渡部(一)委員 本委員会におきまして国会等移転に伴う法律が提出されたことにつきまして、私は万感無量であります。今日まで長い間苦労され努力された本委員会委員長を初め、たくさんの同僚議員の御努力に敬意を表しますとともに、この法案の作成が有終の美の結論を得るように、私たちの世代及び後の世代に深い努力と貢献を心からお願いしたいと思うわけであります。
○渡部(一)委員 防衛庁に伺いますが、核兵器を搭載するために必要なミサイルの研究が北朝鮮側では大変一生懸命行われておる。近々その完成期を迎えるというような報道がございますが、これに対してはどういう情報を持ち、どういうふうに確認しておられますか。
○渡部(一)委員 これは、併記をした場合は処罰する必要はないのじゃないか。というのは、正しい表記が既に一つ、この法律に基づく表記があるわけだし、それに解説的にもう一つの表記があったとしても、処罰すべき内容ではないのではないですか。あなた、慎重に検討して、あなたがそこで慎重にとおっしゃるから、私もこの法案を慎重に検討して、次回に引き延ばさなければならない。さあ、どうします。
○渡部(一)委員 では最後に大臣、ただいまの御答弁に対するお立場も含めまして、先ほどから私がいろいろ申し上げました件につきまして総括的に大臣の御所見を伺いたいと存じます。
○渡部(一)委員 小口債権販売業者が小口債権の販売に当たって情報を公開しなければならないし、その情報の公開が通産省の審査にだけ公開されていて、業界の中で公開されないということだったら問題だと思いますから、その公開基準を述べていただきたい。
○渡部(一)分科員 検討を進める課題だというところから先に進んで、このデポジット制を進めるのか進めないのか、どこが中心になって推していくのか、今関係省庁がばらばらに検討しておられるのはわかるけれども、そういう状態では甚だ心もとないのであります。どこがおやりになるのか、進めるのか進めないのか、いつまでに進むのか、どうぞ。
○渡部(一)分科員 デポジット制度について伺いたいのでありますが、現在全国の状況はどういうふうになっておるか、売る方じゃなくて今度は回収する方の非常に強力な手段として考えられているわけでございますが、そこを御説明いただきたいと存じます。
○渡部(一)分科員 ついでに言っておきますが、特殊なドラム缶というのは、その手もよくある手なんですけれども、ドラム缶が腐ってPCBが流れ出すのですね。だから、それもよく言っておかないとならぬと思います。ひとつその点も含めてよろしくお願いしたいと思います。 では、私の方の質問に、最初御通告中の質問について申し上げたいと存じます。ペルシャ湾掃海派遣部隊の件についてお尋ねしたいと思います。
○渡部(一)分科員 長官、私は日本国内でPCB焼き捨てをやるためにいろいろな交渉した一人ですから、ちょっと助言をいたします。 今、上原康助君から申し出がありましたように、日本国内において米軍基地といえども治外法権地域ではありませんから、日本国内の法律が執行されるわけであります。
○渡部(一)分科員 政治用語である可及的速やかにとおっしゃいましたね。可及的速やかにというのは日本語に直して庶民にわかるように言うと、十年ですか五年ですか、一年ですか三年ですか。そういうのを私たちは聞かれておるわけですね。どうぞ。