1956-04-10 第24回国会 参議院 法務委員会 第13号
それからもう一つこれが起訴猶予になった直後に、渡辺検事の奥さんの兄弟に当る方から、日本農民組合の山形県連合会に投書が――手紙がきているのです。この手紙、私昨日聞きまして、現物をくれないかと言ったのですが、現物は山形にあるからといって、それじゃ名前なりそういうような点で電話でもして至急聞いてくれぬかということで聞いてもらったところ、酒田市の浜島、ここに住んでいる杉山民江という人なんです。
それからもう一つこれが起訴猶予になった直後に、渡辺検事の奥さんの兄弟に当る方から、日本農民組合の山形県連合会に投書が――手紙がきているのです。この手紙、私昨日聞きまして、現物をくれないかと言ったのですが、現物は山形にあるからといって、それじゃ名前なりそういうような点で電話でもして至急聞いてくれぬかということで聞いてもらったところ、酒田市の浜島、ここに住んでいる杉山民江という人なんです。
○亀田得治君 農民組合の諸君の相手にいたしました渡辺検事、それから三浦副検事ですね、この両校事のとった行動ですね、この点についてはどのようにお考えでしょうか。普通はやはりそういう検事にも若干手落ちが認められるというようなこともあって、従ってそれに対する若干の誹謗はいたしかたないじゃないか、こういうふうになって、起訴猶予になるものだと私どもは思うのです。その点はどのようにお考えでしょうか。
○政府委員(長戸寛美君) お話の件につきましては、ただいまもお話がございましたように、昨年十二月十五日、鶴岡市内の電柱等七十五ヵ所に「人権無視する悪代官渡辺検事、三浦副検事を罷免せよ、不当な圧迫を受けないために、」とガリ版印刷の半紙大のビラが約百十九枚貼付、掲示された。で、鶴岡支部検事渡辺才源、副検事三浦長次に対して公然事実を摘示してその名誉を棄損したものである。
○亀田得治君 今問題になっている事件の担当検事は、先ほど申し上げた渡辺検事ですね。ですから私はこの点もう少し突っ込んで御調査していただいて、やはり不適当なら不適当なだけのやはり処置をしてもらいたい。で聞くところによると、この二人の検事さんも、ちょっとこうやましい、心にやはり恥じるのてすかね、何か公式の会合にはしばらく顔を見せなかった、このくらい言われているのです。
また亀田委員よりは渡辺検事、三浦検車に対しては善処されるよう御要望がございました。政府においても善処されますことを強く委員長といたしましても希望いたします。
なお本件の捜査の指揮は、最初地方検察庁の高橋勉検事でございましたが、現在はさらに地方検察庁の渡辺検事の係になつて、現在のところ高橋検事並びに渡辺検事の二人の指揮のもとに本件の捜査を続けております。 なおここでもう一言申し上げてお許しをいただきたいと思うのでございます。
○長谷山行毅君 本件につきましては、渡辺検事が七、八カ月も專門にこれに従事されて捜査し、且つ検事正その他の上司とも十分打合せ協議した結果、検事局としての結論が出たものであり、又検事正名義で本年の一月二十三日に決算委員長宛にいたされましたこの回答書でありますが、これは現在におきましても検事正としてこの捜査が十分であり、且つこの検事局としての結論的な措置が妥当適切であると信じておられるのかどうか、念のために
○小林亦治君 その場合如何でしようか、従来の担当検事でなく、新たな担当検事を以てお調べになるか、或いはやはり渡辺検事が本件に対しては縁故があるから、渡辺調べよということになりますのか、(笑声)どういうふうなもんでしようか。
それで四千万円の使途が中心になると思うのでありますが、なお捜査もそれを中心として、それから発展していろいろ事件を捜査するということは誠に捜査としての適当な措置であると思いますので、今まで渡辺検事からもその捜査の経過、順序等を伺いましたが、私どもはそれで十分納得できるのであります。
○委員長(岩男仁藏君) ちよつと申上げますが、さつき理事会を開きまして打合せたことに関して馬場検事正に対する証言はまだ残つておりますから、これはこの次の十日過ぎに一応おいでを願つて証言を求めると……渡辺検事に対する証言は何ら問題に触れておらないのですから、カニエ君は又の機会があるならばというようなお話であつたが、小林君の御発言では渡辺証人はこの次にもう一回喚問すると、こういうようなことであつたが、これは
○カニエ邦彦君 渡辺検事に対する検察庁の報告を午前の休憩に引続きまして行うのでありますが、併し現在委員長並びに私と郡委員、秋山委員の御両人にしか過ぎないので、従つてかような重要な質疑を行うのに際しましてやはり各党各派の議員が多数御出席になつていないときに御質問を申上げても、勢い判断を下しますのは各委員諸公がなされるのでありますから、そういつた点でこれから長時間に亘つて証人の証言を求めましても、これは
証言を求める順序は東京地方検察庁の渡辺検事を先にして、検事正を後廻しにする、こういうことに話合いがつきましたので、御報告申上げます。 —————————————
○小林亦治君 この前の馬場検事正の証言によりますと、渡辺検事の前にすでに鈴木検事或いはもう一人の、これは上司の検事かと思いますが、それらのかたがたが最初担当されたように聞いておるのです。証人はそれらの前の担任者から引継がれたのであるか、直接検事正から只今の特命事件として特に担当されたのか。
馬場検事正及び渡辺検事に対する証言を求める件は本日終了ができませんので、更にこれを続行いたすことにいたします。次の委員会は三月四日午前十時にいたしたいと思いますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
理事会の打合せの結果は、検事正及び渡辺検事を召喚して証言を求める。そうしてその結果大橋証人に対して証言を求める必要があれば更に召喚する。こういうことに申合せがきまりました。 〔「異議なし」「委員長々々々」と呼ぶ者あり〕
次にカニエ委員から、本日の議題でありますところの本件について審議のため、馬場東京地方検察庁検事正、大橋武夫、特別調達庁の川田及び三浦監事、取調べの任に当つた渡辺検事及び田中平吉の六名を本委員会の証人として喚問されたいとの動議が提出されまして、賛成者がありましたので、本動議は成立いたしました。カニエ委員提出の動議を採決いたします。この動議に賛成のかたの御起立を願います。 〔賛成者起立〕
○鬼丸義齊君 そこでそれは恐らく大阪の渡辺検事長を次長検事に配して、そうして又渡辺検事長の後任にというような折衝であつたのであるか、或いはそれは後のことであるか。又次長検事の後任に岸本氏を迎えるというようなことまでも併せて折衝の内容に入つたのであるか。それから岸本氏を後任に持つて来るという折衝の際は、すでに佐藤検事総長との間に了解ができておつたのでありますか。これを一つ承わりたい。