1997-02-24 第140回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第3号
一昨年十二月六日の本調査会で、東工大の渡辺利夫参考人は、この地域の予想外の経済発展は、八五年のプラザ合意以後の円高のときの、この地域からの日本に対する工業製品の輸出と日本の直接投資の急増によるものだとして、ジャパンズ・エフェクト、日本効果を指摘されました。
一昨年十二月六日の本調査会で、東工大の渡辺利夫参考人は、この地域の予想外の経済発展は、八五年のプラザ合意以後の円高のときの、この地域からの日本に対する工業製品の輸出と日本の直接投資の急増によるものだとして、ジャパンズ・エフェクト、日本効果を指摘されました。
渡辺利夫参考人は、その原因を日本の円高による東アジアからの工業製品の輸入と資本進出に求め、日本効果と述べました。私の質問に、その前のドル高によるアメリカ効果もあったとされました。
本日の議事の進め方でございますが、まず外務省からAPEC大阪会議の概要について説明を聴取し、次いで渡辺昭夫参考今後ほどお見えになられまする渡辺利夫参考人からそれぞれ三十分程度順次御意見を伺った後、二時間程度質疑を行いますので、御協力をよろしくお願い申し上げます。 なお、意見、説明、質疑及び答弁とも、御発言は着席のままで結構でございます。 それでは、まず政府から説明を聴取いたします。
この際、渡辺利夫参考人に一言ごあいさつを申し上げます。 参考人におかれましては、御多用中のところ本調査会に御出席いただきまして、まことにありがとうございます。 参考人から忌憚のない御意見を伺い、今後の調査の参考にいたしたいと存じますので、よろしくお願い申し上げます。 それでは、まず渡辺昭夫参考人から御意見を伺いますので、よろしくお願い申し上げます。渡辺昭夫参考人。
次に、渡辺利夫参考人にお願いいたします。渡辺利夫参考人。