1993-04-06 第126回国会 衆議院 安全保障委員会 第4号
また、渡洋作戦を敢行して、遠路補給を継続して長期にわたって我が国を占領するなどというような能力もないと言っていいのではないかというふうに思います。北方領土等もございますけれども、軍事力の行使をあえてして解決される危険というのも全くないというふうに考えます。長官も所信表明で、「ソ連の解体により東西冷戦は名実ともに終結」ということを述べておられます。
また、渡洋作戦を敢行して、遠路補給を継続して長期にわたって我が国を占領するなどというような能力もないと言っていいのではないかというふうに思います。北方領土等もございますけれども、軍事力の行使をあえてして解決される危険というのも全くないというふうに考えます。長官も所信表明で、「ソ連の解体により東西冷戦は名実ともに終結」ということを述べておられます。
輸送は自衛隊が分担すると言っておられるわけですが、自衛隊は少なくとも私の承知する限りにおいては、政府も、いわゆるディフェンスを中心としたものであって、渡洋作戦能力はお持ちになっていない、これは原則だったはずです。
根拠地から遠く離れて海洋作戦や渡洋作戦を実施するには、海上の補給輸送支援を確保することが必須であり、このため味方のSLOCを防護する必要がある。」こういうようなことを言っている。 これから見ると、要するに海上交通路の防衛というのは、民間の防衛ルートだとかなんだとかいうのでなしに、まさに軍事的な戦略ルートを守るというところがいわゆるシーレーンの防衛の概念ではないか。
渡洋作戦行動の支援強化、嘉手納基地をフォーカス・レチナ演習ということでやっておるのが六九年三月。さらに通信施設の強化、八重岳に現に大幅な通信施設をつくっているじゃありませんか。本土から撤退をする、あるいは交代をしていく基地は、全部沖繩に増築されるか強化をされている。
○白川一雄君 これは私ども戦争中の苦い経験から申上げておりますので、私は丁度ドイツにおりましたときに、日本の海軍の飛行機は渡洋作戦ができたけれども、陸軍の飛行機が途中でみんなえんごしてしまうというので、陸軍のかたが三井物産、三菱商事を通してあつち、こつち飛行機を漁つて、最後にはイタリーからボロ飛行機を高い金で買わされて役に立たなかつたという事実も知つておりますし、又戦争中海軍と陸軍とがまるで敵国のような