1982-04-16 第96回国会 参議院 安全保障特別委員会 第3号
しかも、この報道によりますと仮想敵二万が関東平野を侵略したために日米両軍約六万がこれを阻止するという、こういう目的、図上作戦でしょうけれども、何か利根川の渡河作戦も含まれていたというように報道されていますけれども、これも事実でしょうか。
しかも、この報道によりますと仮想敵二万が関東平野を侵略したために日米両軍約六万がこれを阻止するという、こういう目的、図上作戦でしょうけれども、何か利根川の渡河作戦も含まれていたというように報道されていますけれども、これも事実でしょうか。
幾ら図上でやろうがなかろうが関東平野を戦場にして利根川の渡河作戦ということで図上作戦をやるのでしたら、これはやっぱりどの程度の被害人数が出たり、どの程度の被害総額が出たりということも当然想定なさっていらっしゃるのでしょうね、お伺いしますけれども。
それからもう一つ、ダムの中で、余りアメリカさんもいいことじゃないんだけれども、ダムの中で渡河作戦の練習だけはこれはやめてもらうとか、せっかくダムをつくっておって、そこで渡河作戦の練習をやっておってそれで土砂崩れがくる。せっかく地面を崩れないようにやっているんだけれども、ぽろぽろぽろぽろと崩れていますね。聞いたら、ボカーンとやられたことと渡河作戦をやっておったと。
(拍手) さらに、日本国民に衝撃を与えたのは、沖繩大演習に派遣された自衛隊幹部が海兵隊の隊列に加わり、渡河作戦などにも参加していた事実であります。自衛隊の陸幕長はもっと進んで、陸上自衛隊と海兵隊との合同演習の構想まで発表しています。アメリカの海兵隊と言えば、ベトナムでそうであったように、侵略戦争の火つけ部隊としてこれぐらい世界で有名な部隊はないのであります。
いまのあそこに置いてある上陸用舟艇なんていうのは、あれは恐らく渡河作戦か何かですな。いわゆるシナ事変という言葉を使ってはいけないんですか、中華事変ですか、その当時のウースンクリークの渡河作戦に使うような、あのころはドラムかんを並べておったんですが、私も実際にやってきたんですけれども、そんなものにしか使いません、あそこにあるものは。そうすると、ほとんどあれは空き地ですわね。
○久保説明員 最初の渡河作戦の面でありますが、この面については、従来の装備は必ずしも十分でありません。そこで、現在の四次防の中に入りまするもののうちでは、たとえば新しい型の戦車が百六十両、それから新しい型の装甲車が百三十余両入りますけれども、これについては、渡河用の浮航性、つまり浮いて渡河能力を持たせるという機能を、従来のものと違って保有することになります。
それから渡河作戦の実態も、ほんとうに太平洋戦争の時代と同じような状況でやっておる姿を見て、一体何をやっているんだろうかという印象を受けましたので、これは私、第四次防衛計画の中で相当考えていると思いますけれども、私はさらに、これは突っ込んだ考え方をしないといけないという印象を受けましたので、念のために申し上げておきます。 以上です。
その第一点は、渡河作戦をやっておる演習を私は見たのですが、私の目から見ると、日清、日露の戦争から進歩が全くないような渡河作戦の演習のような状況に見えるのですが、こういうことでいいのだろうか。これに対して、具体的に近代戦に対応できるような渡河作戦ができる近代装備を整備することが第四次防衛計画の中に入っておるのかどうかというのが第一点。
(拍手)従いまして、各部隊の演習は、歩兵の演ずる白兵戦演習は申すに及ばず、砲兵陣地侵入、展開射撃演習、渡河作戦など、いずれも激しい近代科学戦を想定しておるのであります。さらにまた、これらの部隊を指揮する連隊長は、いずれも陸士卒、陸大卒、元参謀、元大佐、元中佐などという純然たる職業軍人の肩書を持つ旧軍人であり、隊員みずからもまた軍隊と信じて疑わない由でございます。