我が民社党は、重税に苦しむ中堅サラリーマンを中心に大幅減税を実施するため、二兆円規模の減税断行を提唱してまいりました。昭和五十二年度から六十二年度までの十年間、サラリーマンの所得は三七・九%しか増加していません。しかし、納税額は九八・五%も増加するものと予定されております。額に汗して働いても、入ってくる金の伸びよりも税金の伸びの方が二・六倍もあるというのではたまったものじゃありません。
○福間知之君 いや、それはそれとしてわかりますが、私のお聞きしたのは年度内に、いやむしろ年内に大幅減税断行ということを決意した場合には、だから財源が要るということ。その財源は赤字公債に依存することもだめ、いっときだけの財源じゃだめだといったら、ないじゃないですか。全然減税できないということじゃないですか。そいうことになるんですか。
○野田哲君 これは自由民主党の、最近ずっと配布をされている自由民主党税制改革推進本部、このビラでありますけれども、ここに、「サラリーマンの大減税、断行します!!」、こうなっているわけです。今度の税制改革案で二兆何千億かの所得税の減税が予定をされておりますが、これがサラリーマンの大減税であるならば、約六兆円の歳入が見込まれる今度の売上税、これは大増税ではないんですか。
所得税の大幅減税 実現等に関する請願(第七一七号外二〇件) ○たばこ消費税引上げ反対に関する請願(第一一 二三号) ○冬期間の燃料手当の非課税扱いに関する請願 (第一四七二号外一八件) ○重度身体障害者の地方道路税、揮発油税免除等 に関する請願(第一六八〇号外二四件) ○所得税の減税実施に関する請願(第二〇七七号 ) ○災害に係る所得税等の軽減に関する請願(第二 二二五号外二件) ○減税断行
なお、三百五十六件の請願中、第二〇七七号所得税の減税実施に関する請願及び第二九三七号減税断行・不公平税制の是正に関する請願の願意は、理解できるという多数意見でありましたが、表現上若干の疑義があり、保留といたすことになりましたので、政府において十分検討するよう希望することを申し添えます。 ―――――――――――――
さあ総理、みんなで論議してみて、減税財源がこれならなるほど合意を得られそうだというものがあれば減税断行に決断しますか。まず最初に、心がけのところをちょっと聞いておいてから、中身に入っていきたいと思います。
それでも一体減税断行の確信がほんとうにあるのか。この点を一つ承りたいのであります。
従ってこの公定歩合の引き下げを断行した、昭和三十四年度の減税断行するその中間に今度臨時国会が入ってくるわけであります。その臨時国会にどういう態度をおとりになるかということは、非常に慎重に推移を見なければならぬとお考えになっておりますが、これはちょうどまん中でありまして、推移を考えなくても、おのずから結論として私どもはお出しになれるのじゃないかと思います。
これを裏書するかのように、自由党本部に掲げてあつたあの一千億円減税断行の大スローガンは、いつの間にか片付けられてしまつているのであります。(「その通り」「なぜ下したのか」と呼ぶ者あり)現在逓信労働者はどういう待遇を受けているかを見れば、政府の言う理由が如何に基礎薄弱であるかを露呈するでありましよう。即ち職階制は次第に激しくなり、労働強化はひどく、結核患者の数は増加の一途を辿つております。
(拍手) 日本経済を早急に自立いたしますがために、はなはだ困難な国家財政を切盛りいたしながら、政府は本年度においてすでに九百億円の減税を断行し、今回の補正予算におきましては六十三億円の減税を計画し、なおまた来年度予算におきまして七百五十億円の減税断行を計画しておるのでありまして、これら減税の立法措置の一環といたしまして今回のこの法律案が提案されておるのであります。
小さな税でありますからいいのですが、大きな税でしたら、かつての自由党の千億減税断行の大看板に対しまして、若干の非難を受けるものではなかろうかと心配いたしております。関係業者の要望をとりまとめますと、まずもつて五割の減税が適当であるということで、それを非常に希望しておるのであります。それにはちよつと届きかねるわけでありましてしかもなお市場の状況というものは、残念ながらやみガソリンが盛んに出ておる。
御承知の通り千億減税断行というのは、別にほらでも何でもないので、国税において七百億、地方税において三百億減税を断行する。御承知の通り地方税等は今徴收中でありまするが、この徴税の経過にかんがみましても、来年はあるいは歳入超過といつたような町村がないでもない。だからしてある程度減税を断行してもらう必要がある。歳出をそのままにしておいて、しかも歳入を減じてもらう必要がある。