1990-05-22 第118回国会 参議院 予算委員会 第11号
寺田寅彦が、天災は忘れられたころ来るという有名な言葉を吐いたこと、夏目減石の高弟の文人であったこと、そして東京大学の地球物理の教授であったこと、御存じのとおりでありますし、震災予防調査会の重鎮であったことも皆さん方御存じのとおりであります。その彼が昭和九年の十一月に「天災と国防」という論文を書きまして、以下のように言っております。 もう時間がございませんが、彼は非常時という言葉を使っている。
寺田寅彦が、天災は忘れられたころ来るという有名な言葉を吐いたこと、夏目減石の高弟の文人であったこと、そして東京大学の地球物理の教授であったこと、御存じのとおりでありますし、震災予防調査会の重鎮であったことも皆さん方御存じのとおりであります。その彼が昭和九年の十一月に「天災と国防」という論文を書きまして、以下のように言っております。 もう時間がございませんが、彼は非常時という言葉を使っている。
それが日本病で、夏目減石みたいな人でさえノイローゼで全部旧弊である、忘れてしまう。じゃ一体日本人の現在の精神状況にそういう日本人の精神文化の蓄積結果が残っていないか、残っていますよ。 ただ、日本の学者が怠慢だから、それを調べて国民に知らせないだけだと私は思っております。例えば日本語を見てごらんなさい。
すなわち中国、四国、九州地方は減石論、近畿、東京、北海道地方は増石論、これで実は意見を戦わせまして、そうして各ブロックごとにもいろいろと意見を戦わせました結果、大体三十一酒造年度の程度、こういうことに議論がまとまりまして、酒造組合中央会におきましては、原料米総石数百三十二万二千石、清酒販売見込み石数を三百三十六万石と決定をしたのであります。
少くともわれわれの方として、この程度が適当であろうという結論はまだ出しておりませんが、去年は三百三十万石作った、これより少いのはおかしいじゃないかとは思っておりますが、どの程度ふやすかという問題になると、業界の方でも、減石論からかなり大幅の増石論まで非常に議論のあるところでありまして、もう少し慎重に検討してみるべき問題だというふうに考えております。
大減石をしております、清酒は……。あべこべに合成酒は七万石から七十四、五万石ですから、十倍以上になったと言っておりますけれども、戦前と逆ですよ、事実は。しょうちゅうにおいてしかり、しょうちゅうも今日百四、五十万石いっております。みんなふえております、蒸留酒というものは。以前は合成酒、清酒とも税金は同じだった。それを合成酒、合成酒ということで、税金をどんどん下げていった。
と申すのは、国会も遺憾ながら今日で終りそうなんですが、特に今問題になつております食糧問題、これがまあ勢い日本の財政金融にも影響して来るのでございますが、つきましては昨日予算委員会におきまして、大蔵大臣は或る議員の質問に対して、湾のほうに米を廻すのを少くするという意思ありや否やの質問に対しまして、勝手に農林大臣と大蔵大臣は減石をするようなことの意思表示をしたのですが、誠に大蔵委員会を侮辱するにも甚しいと
○野溝勝君 そうだとするとますます理解に苦しむのでございますが、一体、この問題について農林大臣は、渡辺さん昨日三、四十万石減石しようということをはつきり言つておりますが、大蔵当局といたしましては、税収並びに予算上の問題から考えておられるのであつて、特にそれが税収において酒税は大体において千四百億円というものが見込まれておる、今の政府当局の予算的措置、財政的措置から見ると、財源の問題について相当窮迫に
若しあなたがたお二人が、特に事務当局のお二人が答えられておるように、そういう減石数字の問題には触れておらんというなら、今日農林省から最後的収獲数字が発表されたのですから、ああしたことは私は心外だと思う。保利君がさようなことの具体的な話がないのに、軽卒なことを言うとすれば、これは許し難きものだと思う。
しかもあとに参りますと、減石どのくらいということを正確に出している。減石がはつきり出て来るということになりますれば、一応これは結果的にもどのくらいであるということが正確に出て来なければならぬはずです。
被害は四町十カ村に跨り、麦の減石は一万石と予想されています。特に本郡は昨年も大霜害を受けたので、その窮状は著るしく、凍霜害に対する恒久的、根本的対策を樹立する必要を痛感したのであります。中之条の地方事務所楼上で、最も被害の大であつた名久田村長から陳情を聞いたのですが、この地方の農家は経営規模が小さく、一戸当り五反歩に過ぎず、主食は三分の二は麦を食つているようであります。
また酒全體の減石されました場合は別といたしまして、本年度におきましても、少い酒ではありますが、その四〇%以上は、依然として産業用特配という方にまわしておるわけであります。家庭用はやはり今まで程度ございますが、家庭用をある程度下半期におきまして削つて、業務用酒とともに大體におきまして四十萬石特價販賣の方にまわした次第でございます。
それが三分の一減石になるということになりますと、非常に財政收入が減つて來るわけであります。だからできるだけ國家販賣酒の方に廻して財政收入をカバーしなければならんというような事情もあるわけでありまして、それらと睨合いで行かさるを得ないということになりますと、勢い労務者用の方もまあ削減するというようなことに相成ると思うのであります。
○政府委員(前尾繁三郎君) 誠に御尤もなことでありますが、結局これは酒の減石は対外関係から起つておる問題であります。ドイツは御承知のように醸造禁止になつております。又現在日本といたしましては、相当の食糧輸入も懇請しなくてはならん。
又それが或る程度自由販賣に廻しましたといたしましても、或いは酒が相当減石されるに致りましても、それだけに却つて又統制を必要とするというふうに考えておる次第であります。
また冬には酒造場への出稼者が往年は三百名程度で、現在のような減石時でも約百名はありまして、なおここには學校もありますし、また病院もあります。この病院についても、現在休んでおる病院もほかに二つありますが、縣下有數の病院でありまして、病室の數は七十内外であります。