1986-11-26 第107回国会 参議院 大蔵委員会 第1号
今回の補正財源への全額繰り入れは、昭和五十九年度剰余金処理の特例に引き続いて二年連続でその約束を真っ向から被るものであり、五年連続の国債整理基金定率繰り入れの停止とあわせ、政府の減債政策の完全な破綻を示すものであります。
今回の補正財源への全額繰り入れは、昭和五十九年度剰余金処理の特例に引き続いて二年連続でその約束を真っ向から被るものであり、五年連続の国債整理基金定率繰り入れの停止とあわせ、政府の減債政策の完全な破綻を示すものであります。
一般歳出削減方式の増税なき財政再建は限界である、財政再建は第一に不公平税制の是正を軸に据えた税制改革を行う、第二に歳出の適正化を行う、歳出の不適正の最たるものは私は防衛費であると考えていますが、全般的に歳出の適正化を行う、それで第三に税制改革と歳出適正化を前提として減債政策を考え直し、大型間接税導入の是非を検討してみる、そういう立場から質問をさせていただきます。
起こすような状態になっちゃ困るじゃないか、その間の財政運営をどうするんだということが国会の論議の焦点になっておるんじゃなかろうか、償還計画でございますとかなんとかいう技術論は、私は国の方が会社より信用が少ないというような理屈はどうものみ込めないので、ですから国を信用してください、それで問題の焦点は、財政運営が乱に流れないようにやるということに焦点を置いておきますので、減債制度につきましては、また減債政策
したがって、赤字公債からの脱却の方向をとるどころか、むしろ依存率が高まるというような傾向にありますことは非常に残念に思いますけれども、しかし、これは今日経済を支え、経済を回復の軌道に乗せるためにどうしても通らなければならぬ道だと考えておるわけでございまして、われわれの財政政策を通じまして経済に活路をもたらし、来年は経済活動の水準を引き上げて、そして歳入を確保する道も培うということになり、明後年以降漸次減債政策
をどのように考えるかという場合に、先ほど便宜手段じゃないかと言うておしかりを受けたわけでございますけれども、ことしの減債に充てるべき減債基金は、例年に比べて決して少なくないから、この程度の繰り入れでごしんぼういただくことでやむを得なかろうという判断をいたしたわけでございまして、確かにこれは、あなたが言われるとおり便宜手段でございまして、原則にすべきものではございませんけれども、例年と決して劣らないだけの減債政策
そうすれば一般会計からここに繰り入れる額が年々大きくなるということは、一般経費の先取りを公債によってされるということになって、財政を非常にこれは圧迫し、梗塞しますから、そこでこれが一つの自律作用といいますか、公債を無制限に出せない、これが歯どめの役をすることにもなりますので、減債政策というのを出した。