1976-05-18 第77回国会 衆議院 運輸委員会 第11号
これが実体資本の維持の減価償却論であるわけです。そういうような実体維持の減価償却論から見れば、いまの減価償却はまさに原価だけ、コストだけをノミナルに回収しているだけでありまして、実体維持の減価償却論から見れば多額であるというふうなことは何ら言えないわけでございます。
これが実体資本の維持の減価償却論であるわけです。そういうような実体維持の減価償却論から見れば、いまの減価償却はまさに原価だけ、コストだけをノミナルに回収しているだけでありまして、実体維持の減価償却論から見れば多額であるというふうなことは何ら言えないわけでございます。
現在の償却制度によりますと、一万円以上のものは全部資産に計上しなければならぬというようなこともないので、一つの修繕費的な理屈もございますけれども、やはり現行耐用年数あるいは減価償却論から見ますというと、やはり異例な措置じゃないかということでそういう期限をしております。 それからもう一つ、二項にございますが、縦坑でも、非常に縦坑は一メートル二十万円ぐらいの経費がかかるそうであります。
この点について私は率直に行管にお尋ねしたいのですが、行管の理論的な減価償却論からくる問題を展開していきますと、国鉄というものは、世界の情勢や国内の情勢にマッチしないありのままの姿で、現状維持で行けばいいじゃないか、こういうような議論が最後に出てくるように感じられてならない。私どもは、それは逆なんです。
○石井説明員 営造物法人としての国鉄の減価償却というものに立脚された管理庁の減価償却論というものも、私どもしさいに拝聴しておりますと、資産の取りかえば必要である、その取りかえが同種同型のものである必要はない、近代化の要素もある、あるいは陳腐化というような考え方もある、こういうようなことでございます。
私は、これはよほど運輸大臣としては、間違ったことを行管が言っているならば、私は減価償却というものが、独立採算制をとった以上は、十分なる減価償却は運賃の原価に含むべきものだというふうな解釈をしておるわけですけれども、まあ奇妙な減価償却論がここに現われて、そうしていかにも世人を惑わしておる。
それからいま一つの理由はこれは減価償却論と申しますか、そういうものの根本的な問題に触れるかと思うのでありますが、私どもは公共企業体として認められてから以後におきます企業の維持は、やはり企業の力でまかなっていくことが建前である。
○石井説明員 減価償却論につきましては大へんお互いの意見が対立しておるように、当初の間世間をお騒がせしたと思うのであります。ただいままで行政管理庁の方の御説明を伺っておりますと、私どもの主張しておるところとほとんど異なるところのないような御説明を拝聴しておるわけであります。私どもはもちろん実体資産の維持ということが目的であるという点については、これも格別異論はございません。
○早川愼一君 減価償却論の根本理論について独自の意見を発表された点は、また問題があると思いますが、それは別問題として、何かこう聞いていますと、減価償却というものは一つの積立金制度のようにお考えになっているように思う。現在の予算の方式からいいますと、予算形式が、内部の予算と、外部に出ているいわゆる国会に提出されておる予算の形式とは、全然違っているのですね。