1988-09-06 第113回国会 衆議院 決算委員会 第4号
すなわち、これらの工事は、主として渓流荒廃地において渓岸の侵食防止等のため谷止、えん堤等を設置する渓間工事でありまして、その工事費のうち労務費の積算に当たりましては、林野庁の定めた治山事業設計標準歩掛により、山林砂防工という労務職種を適用して積算しております。
すなわち、これらの工事は、主として渓流荒廃地において渓岸の侵食防止等のため谷止、えん堤等を設置する渓間工事でありまして、その工事費のうち労務費の積算に当たりましては、林野庁の定めた治山事業設計標準歩掛により、山林砂防工という労務職種を適用して積算しております。
○小川(国)委員 森林開発公団が一昨年十月に公表した「奥鬼怒林道環境アセスメント調査報告書」というのによりますと、奥鬼怒地域の荒廃現況について「荒廃現況総括表」というものを作成しているわけですが、この表によりますと、山腹崩壊地は〇・四八%、渓流荒廃地が〇・六五%で、荒廃率は一・一三%となっているわけです。
もう一点、林野庁長官にお尋ねをいたしておきたいと思うのでありますが、林野庁は治山治水臨時措置法によって第三次五カ年計画を立てられておられますが、この柳沢川上流地域の四十一年、二十六号台風等による山地崩壊八十カ所、面積にいたしまして四十三ヘクタール、さらに渓流荒廃地総延長七キロ、面積十六ヘクタールの治山こそが焦眉の急務ではないかと私は思うわけであります。