1963-05-24 第43回国会 衆議院 法務委員会 第15号
第七十九条は、株式会社の登記の申請書の添付書面に関する通則を定めたものでありまして、第五十四条について述べたと同様の理由によりまして、登記すべき事項について株主総会、取締役会または清算人会の決議を要しますときは、申請書にその議事録の添付を要することといたしました。
第七十九条は、株式会社の登記の申請書の添付書面に関する通則を定めたものでありまして、第五十四条について述べたと同様の理由によりまして、登記すべき事項について株主総会、取締役会または清算人会の決議を要しますときは、申請書にその議事録の添付を要することといたしました。
ところがその前に何回も清算人会を開いて清算をいたしましたが、その結果の数字として公表されておったものは一千六十七万円。この間に四百二万円も相違があるのは一体どういうことなのか。私は精力的に非常に御苦労をかけた清算人会の方々に対してとやかく言うわけではありませんけれども、何だかすっきりしないという印象を、私のみならず、一般国民が持つんではないか。
これは自分たちの内部のことだから、不正の使い込みをやった、不正な使い込みが一千数百万円あるということは、確実に前の清算人会でもはっきり確認しておる。同時に、あとから出てきた大浜委員会でもそれを確認しておる。そういうことを報告してそれを了承しました、そのことでこの出題は何にも解決したことではない。
それから、別の委員会に出しているかもしれませんが、決算委員会としてはやはり独自の立場からこの問題を究明したいと思いますので、清算人会で作りました経理の報告言、これと、いわゆる大浜委員会の作りました計算書、これを全部出していただきたい。それから規約等も一応出してもらいたい。
このオリンピック後援会の不正というものは、今日もう大ていの人は新聞等に伝えられて十分御承知のことであろうと思いますが、その後、清算人会を設けまして、この内容の検討をやりました。その清算人会においても、清算人の一人であるところの——これは特に名前を秘しておきますけれども、某清算人は、この経理が全くでたらめなのにあきれたということを、はっきり新聞に談話の形で発表しておる。
そうしてこの清算人八人による調査の結果、昨年の十月の十二日でございますが、清算人会というものを開きまして、この募金運動費の項目のうちの五百五十万円のうちに受領証のないものが四百五十八万五千円、交際費の二千三百万の中で同じく受領証のないものが六百八十三万円、計千百四十一万五千円というものが使途不明のままどこかに消えておる。こういうことをこの清算人会は確認いたしました。
○原田委員 そうすると、このオリンピック後援会の中心は平山氏が理事長であって、事務局長の佐藤昇氏が実際の運営をしてきて、金の面もすべて扱ってきた、この二人が責任があるんだから、まことに済まぬ、藤山さんだとかあるいはその他の方々には実際は迷惑をかけておるのだ、こういうことにきのうの清算人会でなったのですか。
○辻原委員 次に、七月の二十五日付で発表された清算人会のオリンピック後援会としての決算の報告であります。先ほど来お話のありましたように、三百七十八万の赤字である。ところがその後十月の十一日でありましたか、清算人会では千百四十万の不明な金があった。昨日もまた千九十万が不明だ、こういうふうに決算発表の都度非常にその数字が動いてきている。
それからもう一つ申し上げますが、私どもこれを見て不思議に思ったのは事業費と事務費の内容がはっきりいたしませんので、ときには清算人会の人に来ていただいて聞いたわけです。