1960-04-20 第34回国会 衆議院 文教委員会 第13号
だからそういう点で、ついこの間は教授として追われ、また日本の一流の学者と考えられる清水幾太郎先生その他に締め出しを食わされたその人が、いつの間にか文部省の中心になって検定の側に、パージの中心人物になっているということは、——これは私は、検定というものが非常に危くなってきている。検閲だといわれてきている理由がそこらにあると思う。
だからそういう点で、ついこの間は教授として追われ、また日本の一流の学者と考えられる清水幾太郎先生その他に締め出しを食わされたその人が、いつの間にか文部省の中心になって検定の側に、パージの中心人物になっているということは、——これは私は、検定というものが非常に危くなってきている。検閲だといわれてきている理由がそこらにあると思う。
それからそのほかに、青森県の小学校の校長が言つたのですが、この校長はかなり年輩の人ですが、清水幾太郎先生の講演か何か聞いて感激しちやつて、感激居士で、まるつきり感激しちやつた。社会党左派が天下をとらなければ我々は仕合せにならん、左派でなければならんと、まるで左派が天下をとればすぐ我我の生活が楽になるように言つておつた。
本日は医師法、歯科医師法及び薬事法の一部を改正する法律案審議のため証人といたしまして、法政大学総長大内兵衞先生、清水幾太郎先生、島津忠承先生、平林たい子先生、末高信先生、田子一民先生、以上六人のかたがたに御出席を願つております。本日は特に医薬分業が我が国の社会制度の上に大きな影響のありまする問題といたしまして、この方面の一流のかたがたに証人として御出席を願つた次第でございます。
次には清水幾太郎先生の御意見を伺いたいと思います。