1962-02-14 第40回国会 衆議院 逓信委員会電波監理及び放送に関する小委員会 第2号
外国の例云々ということをおっしゃったのでありますが、外国の例が必ずしも私は踏襲されなければならないいい例とは思いませんので、先例を改善いたしまして、たとい外国でこのFMを混信救済に使っておりましても、日本は日本独自の行き方があるのではないかと思いますので、あなたの御真意は、FMというのは、やはり第一に中波の混信、雑音救済のために使うべきじゃないというお考えは持っていらっしゃるわけでございますね。
外国の例云々ということをおっしゃったのでありますが、外国の例が必ずしも私は踏襲されなければならないいい例とは思いませんので、先例を改善いたしまして、たとい外国でこのFMを混信救済に使っておりましても、日本は日本独自の行き方があるのではないかと思いますので、あなたの御真意は、FMというのは、やはり第一に中波の混信、雑音救済のために使うべきじゃないというお考えは持っていらっしゃるわけでございますね。
従って、難視聴救済策として、あるいは混信救済策としてFMを使います場合に、中波の波を取り上げてしまうかどうかというようなことについては、御承知のように混信は夜間が多いのでございまして、昼間は大体中波でも聞える。
FM放送をどういうふうに使うことが必要なのかということとしてまず第一に考えられますことは、標準放送の混信救済策として必要ではないか。
僕が言っているのは、新しい媒介体としてのFMというものを考える場合に、中波放送の補助機関だとか混信救済ということじゃなくて、ラジオ部門としてのFMというものは非常に他の波よりもすぐれたものである、しかも全国ネット・ワークが可能な波数を持っている、だから従来の中波というものの補助機関とか混信対策ということじゃなく、新しい媒介体としてラジオ部面でこのFMの地位をどういうふうに考えていくか、主体として考えていくのか
三十年度の実施局は大船渡・倉吉のほか、高知西部の救済のため中村の増力、秋田増力により能代市地方の救済、又、静岡増力により富士宮市方面の難聴及び外国電波の混信救済、また福岡大電増力 によつて熊本県山岳部の難聴並びに長崎県北部方面の外国電波の混信を救済する。更に三十一年度以降の実施局は札幌の増力によつて瀬棚方面の難聴、北海道全体にわたる外国電波の混信を救済する。 本文は以上でございます。