1973-06-20 第71回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第8号
○政府委員(齋藤義郎君) VOAが初めて沖繩に設置されました当時は、確かにそういうような問題がございまして、いろいろ公害的な被害が出たわけでございますけれども、その後米軍側で、たとえば電話線を地下に埋没するとか、あるいはテレビの場合におきましては、有線テレビ、混信地帯に有線でテレビを送るとか、そういうような措置をいたしまして、現段階におきましては、公害的なものはないということになっております。
○政府委員(齋藤義郎君) VOAが初めて沖繩に設置されました当時は、確かにそういうような問題がございまして、いろいろ公害的な被害が出たわけでございますけれども、その後米軍側で、たとえば電話線を地下に埋没するとか、あるいはテレビの場合におきましては、有線テレビ、混信地帯に有線でテレビを送るとか、そういうような措置をいたしまして、現段階におきましては、公害的なものはないということになっております。
どういうことかと申しますと、カラー・テレビの場合もございますし、もう一つは中波の混信地帯に対してFMがどれだけ食い込んでくるのかという問題も考えなければならないと思いますし、なおFM放送は御承知のように相当多数の局ができる状態でありますので、これを一体NHKと民放側に分ける場合にはどういうような基本方針をとるのかというふうな基本的な問題をまず検討しながら研究をして参りたいという考えでございます。
その三は、放送事業者の相互協力態勢に関する、主としてNHK地方当局者の希望でありまして、協会の施設放送局の良聴地域に混信地帯を生ずるような新規の民間放送が開始された場合、従来協会はその救済について聴取者の理解を求め、技術的助言を与え、善後措置に努めて来たのであるが、最近民間放送局開設の趨勢では、かような混信地域が拡大されることにもなるので、この点に関する民間放送側の協力が望まれるというのであります。