2021-03-17 第204回国会 衆議院 農林水産委員会 第3号
異常気象によってまさに深層崩壊まで雨が降る、こういう事態の中で一層森の機能というのは守っていかなければならないんじゃないんですか。それを、私、九州ですけれども、各地に短伐期皆伐主義ではげ山がいっぱいあるわけですよ。そこが、大雨が降ったらどうなるのか。想像を超える土砂崩れが起こるわけですよ、起こっているわけですよ。
異常気象によってまさに深層崩壊まで雨が降る、こういう事態の中で一層森の機能というのは守っていかなければならないんじゃないんですか。それを、私、九州ですけれども、各地に短伐期皆伐主義ではげ山がいっぱいあるわけですよ。そこが、大雨が降ったらどうなるのか。想像を超える土砂崩れが起こるわけですよ、起こっているわけですよ。
平成二十三年の紀伊半島大水害では、吉野郡十津川村長殿地区等で深層崩壊により大規模な河道閉塞が多数形成されました。災害発生直後から国直轄による緊急対策工事に着手し、無人化施工技術を活用した対策に努め、平成二十八年度末までに全ての大規模な河道閉塞箇所で主要な砂防堰堤を完成いたしました。 一方で、今後も斜面崩壊により河床が上昇し、本川下流では洪水氾濫のおそれがあります。
深層崩壊したような地形で、現在も、そして将来も、工事中に土砂崩れがあるのではないかと大変心配するようなところでございました。この点でも人命軽視じゃないかという点を私は大変思いましたけれども、リニアは働く人が犠牲になるのではというふうに大変心配になりました。
皆様も映像で覚えておられると思いますが、たくさんの土砂ダムができて、山の深層崩壊等も起きまして本当に多くの人命が失われたんですが、そのときに自衛隊の方々、災害派遣活動、本当に多くの命を助けていただきました。もちろん、その前からずっと我々切望してきたわけですけれども、改めてこの自衛隊の存在の重要性について再認識をいたしました。
千五百ミリを超える豪雨により、各所に深層崩壊や土石流が発生し、奈良、和歌山、三重、三県の被害は誠に甚大なものがありました。直ちに先頭に立って救援、復旧に当たりましたが、何か運命的なものを感じました。 八ツ場ダム再開の判断は誠に厳しいものがありました。東日本大震災から教訓を学ぶため、事務次官の下にタスクフォースをつくり、畑村洋太郎先生を始め各分野の賢人から意見を聴取してもらいました。
南アルプスと同じ地質帯である紀伊半島南部は、四年前の台風で大規模な深層崩壊が多数発生しました。同じ地質帯である南アルプスでも、同様の危険が想定されるわけです。実際に、これまでの歴史、過去を振り返ってみましても、一七〇七年の宝永地震では大谷崩れが起きました。一八五四年の安政地震では七面山崩れ。いずれも大規模な崩壊が起きています。このほかにも、小規模な崩壊も珍しくありません。
例えば、平成二十三年、四年前でありますが、紀伊半島の山地において、深層崩壊という新しい大々的な現象が起きました。伊豆大島における二十五年の土砂災害では、上から見ましてもどこに土砂が流れるかわからない、争奪戦のような、河川争奪という現象が起きています。また、昨年の広島でも、線状降雨帯というのが構成されて、バックビルディング現象というようなことが起きています。
また、土砂災害につきましても、大雨の強度や総降雨量の増加によりまして、崖崩れや土石流等の頻発、深層崩壊等による影響の長期化等が予測されておりまして、こちらも重大性が特に大きく、緊急性も高い分野という形で評価がされております。 ゲリラ豪雨と言われるような短時間に集中的に降る降雨につきましては、その強度が過去五十年間で増大をしているという現状の報告もございます。
斜面の保水能力は大いに低下し、斜面崩壊が早まるでしょうと、更に恐ろしいのは深層崩壊に至ることだと、こういう危険性を指摘をしているわけです。 保安林への影響の調査とか、その保安林含む山腹、この保全を視野に入れた対策や規制、これは農水省としても検討していただきたいんですが、いかがでしょうか。
そして、三年前の十津川周辺、新しい深層崩壊という、山がざっくりと切られるというような状況が起きています。昨年の大島では、河川争奪といいますけれども、山の上からどちらに土砂が流れるか沢がなくて分からないというような状況があったり、様々新しい、今年の広島でもバックビルディング現象あるいは線状降雨帯というような新しい事態が明らかに起きている。
そして、深層崩壊とか浸透破壊というような現象が川には起きてきている。特に中山間地で非常に水害が多くなってきている。都市水害も形態が変わってきている。
○国務大臣(太田昭宏君) 御指摘のように、雨の降り方が変わり、あるいは九州の豪雨などは浸透破壊という新しい形態の、堤防の下を潜るというようなそうした破壊の事態があり、また一昨年九月の紀伊半島での水害では深層崩壊というような大変な、新しい現象が起きたりするというようなこともございまして、この対応が極めて重要、そしてその中で、三条市長さん、田中先生のところでありますけれども、三条市長を中心にして水害サミット
最近話題になっております深層崩壊がどこで起きるかというと、結局、山地とか非常にもろい地形が多うございまして、そういったところで深層崩壊が非常にまた起きていると、こういったところも水害に対して弱くなっているという原因でございます。 次の三ページ目を御覧いただきたいと思います。
と申しますのは、今、奥田副大臣も申されたように、これまでの経験から想像できないような現状が、やっぱり今、山津波のような状況があるという現実でございまして、ここのところは山腹崩壊が深層崩壊というような新しい山林の崩壊がありますし、そして、竹田では私もかつて見たことないような土石流、私の体以上の土石流が河川の構造物を全部なぎ倒していくというようなすさまじい災害現場でもございました。
奈良、和歌山、三重の紀伊半島三県では、土砂崩れ、地すべり、深層崩壊が多発をいたしまして、河道閉塞によるせき止め湖の発生などが起こりました。そのせき止め湖の越流、決壊のおそれによる長期の住民避難も強いられたわけでありますが、政府による報告では、紀伊半島三県の崩壊土砂の量は推定約一億立方メートルに上って、東京ドーム八十杯分に当たると。
○政府参考人(皆川芳嗣君) 私も奈良の十津川の深層崩壊の現場を見てまいりました。昨今の気象の状況でございますが、非常に豪雨の頻度が高まっているというようなことであろうかと思います。 深層崩壊につきましては、当然森林の状況ということもあろうかと思いますが、またもう一つ、土質でありますとかその豪雨災の激烈さといったような様々な要因があろうかと思います。
最後に、簡単に御答弁いただけば有り難いと思いますが、新潟、福島の豪雨、台風十二、十五号の紀伊半島の災害、三度にわたる奄美大島の災害、これらの現場を見てきまして、山地の深層崩壊、本当に目を覆うばかりでありました。
奈良県議会の議論を見ておりましても、今後の安全、安心のためには深層崩壊のメカニズム解明は不可欠だ、こういう立場で、国に強く要望しているわけですね。それで、奈良県知事からも、紀伊半島大水害の復旧・復興に係る国・三県合同対策会議の場で、繰り返し深層崩壊メカニズムの解明と対策研究の推進が要望されているはずです。 そこで、この深層崩壊メカニズムの解明と対策の究明というものはなされたんですか。
つまり、表層の木などは取り除いたわけですけれども、深層崩壊場所ののり面対策工というのは三月末ですから、まだ来ていない、まだ手つかずの状況なんですね。 ところが、昨年の十二月十五日から、大滝ダムの試験湛水というものが開始されました。
○南政府参考人 国土交通省では、これまでも深層崩壊の調査に取り組んでおりまして、その成果といたしまして、平成二十二年八月に深層崩壊推定頻度マップというものを公表しております。
一つは、あれだけの深層崩壊がなぜ起きたんですか、その要因と発生状況について教えてください。二つ目には、あの大規模な崩壊の復旧をどう進めるのかね、私もよく分かりません。その手法とスケジュール、教えていただきたいと思います。
深層崩壊でございますけれども、雨水が地盤の割れ目に浸透してまいりまして、それが地中深くまで浸透するということによって発生するということでございますが、その原因といたしましては、森林の状況ということも当然あると思います。
この深層崩壊、まずこのメカニズムをしっかりと研究しなければいけないということを先に、ちょうど十月三十一日ですけれども、紀伊半島の三県の皆様と、国、国土交通省のみならず各省庁の担当者の合同会議を持たせていただきまして、そこでも三県の要望として、また国土交通省の大切な使命としてそのことを確認し、またお約束をさせていただきました。
本当に大きな土砂崩れ、深層崩壊と言われるような中で河道閉塞、それも何か所も同時に発生するという事態でもありました。すぐに大臣の方からも直轄管理の指定をいただきまして、国交省の本当、技術陣の最優秀の人たちの下で監視、そして今の対応というものに取り組ませていただいております。
二度にわたる上空からの視察では、山間部の各地において深層崩壊や河道閉塞などが発生している様子がうかがえました。 今回、山間部においては深層崩壊や河道閉塞が発生するとともに、主要河川の流域に僅かに存在する平地部においては大規模な土石流や河川はんらん、破堤等の被害が生じております。
また新たに、この写真にも載せておりますけれども、深層崩壊や土砂ダムということも起こっております。幹線道路はぶった切られ、孤立集落がふえ、防災拠点であります行政庁舎が水没いたしました。和歌山の基幹産業でございます農林水産業被害は、過去最高の四百億円以上に上っております。 今回の災害では、いち早く政府が駆けつけて取り組んでくれました。