2018-02-23 第196回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第1号
「もんじゅ」の設計は、安全性の確保を旨とした考え方に基づいておりまして、原子炉容器内での炉心燃料体の露出を確実に防ぐため、ナトリウムの液、液面の位置でございますが、これが一定以下にはならない構造となっております。これは事実でございます。 一方で、原子力機構は、廃止措置段階におきまして、炉心から燃料体の取り出しを終了した後は、ナトリウムの抜取り自体は技術的に可能であるとしています。
「もんじゅ」の設計は、安全性の確保を旨とした考え方に基づいておりまして、原子炉容器内での炉心燃料体の露出を確実に防ぐため、ナトリウムの液、液面の位置でございますが、これが一定以下にはならない構造となっております。これは事実でございます。 一方で、原子力機構は、廃止措置段階におきまして、炉心から燃料体の取り出しを終了した後は、ナトリウムの抜取り自体は技術的に可能であるとしています。
いわゆる長周期の地震動に遭遇いたしますと、液面が揺れる。 このタンクの構造の特徴でありますが、浮き屋根式といいまして、屋根が液体の上に浮いております。内容物が揺れますと一緒に揺れまして、飛び上がる。飛び上がって側板に衝突すると、金属と金属の衝突で発火する、そういう現象が起こったということであります。 東京湾、伊勢湾、大阪湾も同じでありますが、右側の写真は東京湾であります。
まず、タンクの液面を下げる。それから、仮に発火しても、初期消火設備を整える。それと、あふれ出ても防油堤で食いとめる。いろいろな指導をしてきているんですが、それが十分に徹底されているかというと、そうでもない。 例えば、防油堤なんかも、この前の東北地方太平洋沖地震で大分壊れました。
通常で考えると、ハフニウムの制御板、これはハフニウムの物性値、融点が二千二百三十三度、ボロンにしても、ボロンについては融点が二千七十七度ですから、ジルコニウムが溶けるぐらいの温度、これは千八百五十二度が融点ということに一応なっていますけれども、蒸発している蒸気雰囲気中で仮に液面の上に燃料棒が出たとしても、そのジルコニウムが溶けるぐらいの温度で、輻射熱によってハフニウムとか含有炭化ボロン等が溶け落ちるということはなかなか
原子力安全委員会がそういう判断をされて政府にそのことを言われたら、総理大臣権限を直ちに行使して、原子力災害特別措置法による指示、命令や、あるいは、経産大臣に権限が移されておりますが、もともとは総理権限なんですから、原子炉規制法に基づいて直ちにベント、注水を行って、どんなことがあっても核燃料棒を液面の上から出るようなことはさせない、このことが必要だったと思うんです。
だから、それだけに、全電源喪失ということになれば深刻な問題なんですが、今おっしゃったように全交流電源喪失だけでもだめだということになれば、全交流電源喪失を聞いた時点で、直ちにこれはベントしなさいとか、あるいは、真水が一番いいんですが、なければ海水注入してでも直ちに冷却をして、燃料棒の頂部が液面上に出ないようにしなさいということを指示する、その判断をしなきゃいけなかったと思うんですが、何時ごろその判断
これは、圧力容器内ではどんどん蒸発が進み圧力が高まり液面は下がる、当然炉心溶融への道をたどるわけですね。ですから、全交流電源喪失ということをお聞きになったときに、全交流が全電源喪失になるなといつ判断されたかですね。これは大変だということをいつお考えになったのかを伺っておきます。
十勝沖地震におきましては、石油タンク設置場所の地盤特性によりまして、長周期地震動の影響によって、従来の想定以上の大きないわゆるスロッシング、液面揺動が発生しまして、六基の石油タンクの浮き屋根が損傷して、その後浮き屋根が沈下してしまう事態になったわけであります。
また、あのときに、タンクの全面火災に至る原因の一つとしての、地震動の周波数とタンクの装置とかあるいは液面の振動、これは固有振動数が一致したときに共振現象を起こすのは当然のことなんですが、スロッシング現象について、皆さんの、せっかく消防研究所がずっと前から頑張って研究していらっしゃるんですね。
要するに、消防研究所の解析結果では、タンクの液面揺動が大きくなるやや長周期震動が予測される区域として、苫小牧、秋田、酒田、新潟、東京、横浜、大阪が挙げられているんですが、この地域には浮き屋根式のタンクは何基あって、いつまでに改修を終わらせるということにしているのか、これは政府参考人の方からでも結構ですが、伺っておきます。
ただ、今回の十勝沖地震の教訓からいたしますと、やや長周期の地震動の影響と考えられる損傷事例でありましたので、今後想定されます大規模地震時において屋外タンク設置地域ごとに予想される液面揺動を想定いたしまして、これに対して浮き屋根の浮き機能が十分確保されるような構造の強化についても検討いたしているところでありまして、その結果を待って事業者に耐震事業をお願いをしてまいらなければならないと考えております。
「貯塔、貯槽類には溶液のオーバフロー防止のため液面制御計又は警報計を設置する。」と。オーバーフローです。あふれることです。「したがって本工程でウランの設備からの漏洩があるとすれば大部分が作業者のハンドリングミスによるものである。」と書いてあります。つまり、オーバーフローがあるということは、ハンドリングミスによることはあり得ると書いてあるわけです。
例えば九四年にワーキンググループを持ってやっている中身を見ると、小規模、いわゆる液面の変化等に出てこないような小規模の漏えいについては、これは金属消火器で消火できるとか、それが一行載っている程度に私は見たですね、ワーキングの検討委員会の中身においても。
直径が七ミリの穴あるいはスリット、長さが二・五センチ、幅が六ミリといったような穴が、ちょうどナトリウムの液面の下あるいは上、両方にそれぞれニカ所ずつの穴が設けてございました。 したがって、これだけ加熱されたナトリウムがコンクリートとその穴を通して接しますと、御案内のように、コンタリートからは水が放出されます。
一方、お伺いしますと、この液位計の変動が、一日盛りが〇・七から〇・八トン程度の変動に相当する、このオーバーフロータンクの図も動燃さんからいただきましたが、長さ十一メーターという巨大なタンクの液面の変動をナトリウム量に換算しているわけでございますが、この液面計をナトリウム漏えいの量の判断基準としているということについての評価、このことについてどう考えているか、御答弁をお願いしたいと思います。
○宮林政府委員 本件につきましては、先日二月の九日にタスクフォースの調査結果としてお示しをしている中にも書いてあるわけでございますが、異常時運転手順書の「概要」において、ナトリウム液面計の液位の変化が原子炉緊急停止の条件として記載されているというふうになっております。
これは中央制御室のチャート紙ですが、今おっしゃった液面がどう変わったかなんというようなものは、時間、時空を短くして、変位がより拡大されてわかるように少しこうしてみれば、明白に事故のあったCループのものは液位が下がっている。これは漏えいがあるか、何かトラブルがあるということはわかるんですよ。それがわからないようだったら、それ自体問題だと思いますよ。
○大石参考人 先ほども申し上げましたように、A、B、Cともにそろって液面レベルが下がっております。これは、発電機の出力を下げていく、いわゆる原子炉の出力を下げていきますとナトリウムの温度が下がります。ナトリウムの温度が下がるとレベルは下がります。A、B、Cともにそろってレベルが下がっていることを先ほど申し上げましたが…。
○笹木委員 今のお答えは何度も聞いているわけですから、お答えいただきたいのは、液面の変化をあらわす針が動く、この動く段階でどのくらいの量に達しているのか、その数値をお聞きしたいわけです。
それに液面計がついております。この液面計の指示でございますけれども、この液面計の指示そのものに誤差がございます。その誤差、これとそのレベルの動きとの関係で決まってくるわけでございますけれども、今その関係をきちっと調べるべく当たっているところでございますが、液面に移動が出てくる、これは数トンのオーダーだろうというふうに考えております。
○笹谷政府委員 先生御指摘ございましたように、その機器自体で放射線障害防止機能を十分確保しておるというものがこの表示付制度に申請する基本要件でございますので、そういうことからしますと、現在はガスクロのECDということになるわけでございますが、今後環境問題でいろいろ利用されるものの一つとして、硫黄分析計とか液面計とか、その他いろいろございます。
それから激しい水流によって核燃料棒を折損したり、あるいはもちろんジルカロイ合金のバーンアウトの問題などもいろいろあったと思いますが、それから、加圧器の水位計が原因不明で振り切れたということで、ECCSがストップした後、温水と燃料棒を被覆しているジルコニウムによる激しい放射線損傷作用による大量の水素の発生とか、ボイドによるものか水素によって液面が引き下げられたかは別にして、原子炉容器内の水位を押し下げたというのは
○吉井英勝君 TMIの事故について議論をしているわけではございませんので、次の問題に移りたいと思いますが、ただ、問題は冷却水の喪失だけの問題ではなしに、水素ガスの発生その他による液面低下ですね。これは別な現象の場合ですと、ボイドの発生によって燃料体の上部が沸騰状態に置かれる場合だって同じ問題なんだということを指摘しておきたいと思います。
○吉井英勝君 時間が限られた中で技術的に事細かにここですべてやろうとは思いませんが、スリーマイルの場合も冷却水の喪失ということだけじゃなしに、どんどん冷却水を入れていく中で、例えば水素発生等圧力低下を来して、あるとき明らかに液面低下で炉心燃料体上部が液面上に出てしまうという問題があって冷却が不十分になったということがあったわけですが、循環ポンプがとまるということはいろんな場合が想定されるわけですね。
それから、時間がありませんのでとんとんいきますけれども、静電容量型液面計というのでしょうか、櫻測器株式会社が製作した、これについてまず動燃による検査要領書の承認なくTECによる検査が勝手に進められたという指摘をいたしましたところ、事実はそのとおりだけれども、しかし「本件液面計は、汎用品に属するものであり、検査要領書の事前の承認は必要とされておらず、六月三日の段階で、動燃とTECとの間での打ち合わせの
実際の液面よりも一〇%低く表示が出るわけでしょう、アースをしない場合は。それにもかかわらずそれ自体の精度が一%以内、何のことですか、これは。何と何を比較して一%以内なんと言っているのですか。
○松井政府委員 これにつきましては先ほど御説明したとおり、この液面計の使用箇所はSUS三〇四で問題のない箇所でございますものですから、そういうことで問題なくやっておる次第でございます。
○小澤(克)委員 そこで、この静電容量式液面計というのは検査をしてみたら、これはTECで検査をしたわけですけれども、大変な欠陥が見つかっているんですね。TECでの検査をしたときの報告書がここにあるわけですけれども、これによりますと、測定値が非常に大きくぶれるわけなんです。次の問題がある。
同じくプルトニウム廃棄物処理開発施設で、桜測器というところに下請に出しまして、静電容量式液面計というのが納入されているようなんですが、これについてこういう文書があるんです。「検査用図書承認状況確認願い」、その機器の番号や製作者が書いてあって、検査予定日が四月二十五日となっています。これは昭和六十一年のことだろうと思いますが。「上記機器番号に関する検査用図書の一部が未承認となっています。
○説明員(志村哲也君) お話にございましたように、地震動の周期の長い成分によりますところの石油タンクの液面揺動、いわゆるスロッシング現象というふうに言われているわけでございますけれども、これに対します溢流防止対策というのが極めて大事でございまして、消防法におきましては、現在タンクの上部に空間容積をとらせることによりまして対処をすることにいたしております。
○志村説明員 お話のございました地震動の周期の長い成分によります石油タンクの液面揺動によりまして大きな波高が生ずるいわゆるスロッシング現象が問題になるわけでございますけれども、これに対する防止対策といたしまして、消防法におきましては、タンク上部に空間容積をとらせることによって対処することと現在いたしておるわけでございます。
スリーマイルの場合には、あれは逆に二次の補助系のバルブを締めたまま、ピンボードの印があるいは開になっていたのか知りませんけれども、運転に入って、結局一次系の温度、圧力が急上昇して、そのために蒸気逃し弁が開いて一次冷却水がどんどん漏れた、水位が下がってきたものだからECCSが働いたけれども、そのときに液面の表示計ですか、これが誤操作したとかでわざわざ手動でECCSを切ったというようなことが事故の規模を