1998-03-25 第142回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第5号
○保坂委員 これは大蔵省から二時間前に届いたものなのでこのまま出すしがなかったのですけれども、この開催日を見ていきますと、例えば当時の涌井官房長が絵をもらった、そういうタイミングもあります。それから、私がたびたび法務委員会やあるいは質問主意書で指摘をしてきたのは、昨年の七月の末に金融検査官二名の接待の問題というのが出ているわけで、出ているから調査をするべきだというのも指摘しています。
○保坂委員 これは大蔵省から二時間前に届いたものなのでこのまま出すしがなかったのですけれども、この開催日を見ていきますと、例えば当時の涌井官房長が絵をもらった、そういうタイミングもあります。それから、私がたびたび法務委員会やあるいは質問主意書で指摘をしてきたのは、昨年の七月の末に金融検査官二名の接待の問題というのが出ているわけで、出ているから調査をするべきだというのも指摘しています。
実は、きのうのことからおとといのことに移りまして、国会の予算委員会で、これまた昨年の十一月末に、泉井証人の喚問があった際に、私ども、私自身が質問者になって、当時の涌井官房長に贈られた絵について、これは御返送なさったそうですけれども、お尋ねをしたところ、議事録に残っておるのですが、これはデッサンではないが、ピカソの絵であるというふうにおっしゃるものですから、大蔵省の御説明だと、涌井さん自身は、ピカソの
そのときにあって、その後、やはり官房長の職にあって、あの大蔵省の規律に対するいろいろな国民の不信、疑惑が噴出した時期に、涌井官房長、当時最高責任者だった、これは間違いございませんね。としたら、そこの面で反省、一言ありませんでしょうか。
その際、当時の涌井官房長からそういうことについての申告があったということでございます。
さらに、涌井官房長は、中島、田谷事件で文書による厳重注意を受けた後、泉井事件の泉井被告から絵画を受け取ったことで口頭による厳重注意を受けたが、主計局長に栄転をした。 これを見ますと、処分を受けても人事、処遇に何ら影響がない、反映されないと言えます。それどころか、処分を受けた者が逆に出世することになる。サラリーマンなどには到底理解できません。
しかし、その答弁をした後に、大蔵省の当時の涌井官房長が泉井被告から絵画を受領したり、今回逮捕された二人の検査官がマンションを値引きしてもらったり、MOF担から演劇や会食、ゴルフなどの接待を受けたりした事実が次々と発覚したものであります。 昨年の通常国会で、当時の新進党から公務員倫理法を提出したにもかかわらず、廃案にされました。
また、涌井官房長に厳重注意処分がなされております。薄井主税局長には、同じく厳重注意処分がなされております。第一勧銀への検査で当時の検査官二人が国家公務員法違反で戒告処分を受けております。 こういった一連の事件に対しまして、大蔵大臣はどのようにお考えでございますか。まず最初にお伺いさせていただきます。
本件は、涌井官房長の厳重口頭注意の際、官房長でありましたから、改めて本人に直接私が聞きまして、厳重注意ということにさせていただきました。
○保坂委員 では次に、証人は、平成七年十月、涌井官房長が再婚したのを聞いて、ピカソのデッサンをお贈りになったと書かれているのだけれども、これは事実ですか。
さらに平成七年九月八日には涌井官房長自身が厳重注意を受けている。この厳重注意の内容というか、何で注意されたんでしょうか。
平成七年九月八日に涌井官房長が処分を受けましたのは、中島前主計局次長の処分に係る綱紀の保持の責任者としての厳重注意を受けているということでございます。
紀律保持委員会をつくられて、その責任者は、ことし前半、涌井官房長だったわけですね。この涌井官房長が泉井被告から絵を贈られた。そして、今まさにおっしゃったとおりお返しになったこの問題なんですけれども、具体的に、いついただいて、これは結婚祝いというふうに聞いていますけれども、いつ返却をしたのか、その絵の金額と種類は何だったのか、調査なさっているでしょうから、ぜひお答えいただきたいと思います。
そして、涌井官房長の前任者であった官房長が厳重注意処分。これも、官房長ですから自分を厳重注意処分にした、こういう格好になるわけですけれども。そうして、武村大蔵大臣が月給二〇%相当額の一カ月返納。主計局次長、事務次官、主計局長、官房長と関税局長らが口頭による厳重処分。こういう処分がずっと続いておったときの出来事なんですね。それで一年たった。
○国務大臣(三塚博君) 涌井官房長の件については先国会でたびたび御質疑をいただきました。その当時申し上げたことは、私自身、状況を聴取いたしたわけでございます。そういう中で、お祝いとして贈られました版画、それを持っておりましたが、適切でないというのでお返しを申し上げたと、こういう事実関係が明確になったのであります。
具体的な名前はもう新聞で報ぜられておりますから差し支えないと思います、挙げさせていただきますけれども、涌井官房長と、それから名前は存じませんけれども理財局長であると、こういうわけでございます。一体どういう関係でこういう集まりに高級官僚が出たのか、大変いぶかしいところであります。
○安住委員 武藤長官のお話と、大蔵省のたしか涌井官房長のお話というのは、どうもこれは見解が違うような気がいたします。きのうのテレビを見て、新聞を見ていても、みんながそう思ったと思うのです。 つまり、この財投の問題というのは、今いみじくも武藤長官は、融資をする以上はこれは金融であると。しかし、財政当局は金融だと多分思っていないと思うのです。これは大蔵省いかがですか。財投というのは金融ですか。
○木庭健太郎君 涌井官房長の問題はまたちょっと別だと思うので、それは別といたしまして、この調査というのは、結局節度を超えて職務に関してこの泉井被告人とつき合った人はいないということだろうと思いますけれども、会食の回数とかそんなことを考えると、多い方も今おっしゃると六名いらっしゃる。その辺をどんなふうにして大蔵省として御判断なさったのか。
全体を通して報告を受けたのでございますが、涌井官房長の問題は御案内の経過でありますから、これは別として口頭注意を申し上げたところ、他の職員は問題なし、こういうことであります。
ということは、その関連の中でありますけれども、大蔵省の涌井官房長が結婚されたときに絵画が贈られたり、あるいは飲食をともにされたり、こういうことを言われております。そして、その後、絵画が問題になってから返されたという問題でありますけれども、この問題について大蔵大臣はどういうふうに理解をされておりますか。
涌井官房長は、絵をもらったけれども返したということだ。こういった新たな展開になっている。 そこで、さきの予算委員会で大臣は、中部電力の例のC重油の取引口ききの件で質問を受けた際に、この中部電力の件に関してだけでしょうが、OBに対しても調査をするというようなお答えをされたと聞いておりますが、それは今でも変わりないですか。
特に、涌井官房長に対して、職務管理を統括する立場にある官房長として、結婚祝いであったにいたしましても、さほど親しくない人物から美術品といった……(中井委員「そこまで聞いていません」と呼ぶ)聞きませんか。 そういうことで、他の職員については、節度を超える関係があった者はいない、こういう報告であります。(中井委員「調査してくれましたか、もう済んだということですね」と呼ぶ)はい。
次の問題は、泉井事件に関連してですけれども、この泉井事件に関連して、大蔵省の涌井官房長が絵画を受け取った、それを後で返したということが言われておりますし、御本人もそれを認められたわけですけれども、この問題について、私は、大蔵省あるいは国税としての業務を行う上でやはり非常に大事な問題をはらんでいるのではないかというふうに思います。
○小村政府委員 大蔵省に在職する者はいろいろな職務を担当するわけでございますが、ただいま涌井官房長が御答弁申し上げたときの通達を出したのは、私、官房長時代でございます。 そのときのことを申し上げますと、国税庁は国税庁としての、税を徴収する際における服務規律がございます。
涌井官房長は査察部長をされていたということですが、それは何年何月から何年何月までの時期だったんでしょうか。
私も与党の政策調整会議の一員でございますので、既にこのことは一昨日の調整会議においても与党間で取り組むという時点になっておりますが、まずここで私は、大蔵省の涌井官房長が例の泉井容疑者から絵画を贈られていたという事実について、実は御本人から事実関係を御説明いただくのがあらぬ誤解を招かないためにもよいのではないかと思いましたが、御無理ということなので、残念ですがかわって大蔵大臣に、大蔵省としてのこの調査結果
ところが、涌井官房長が絵画を授受した、受け取った時期というのは、この大蔵省の今申し上げましたような不祥事よりも後でございます。単にわきが甘かったとか、また返却すればいいとか、そういったたぐいの問題ではないと思うのですよ。四月からの消費税引き上げということで、大変国民から厳しい目をある意味で向けられている中であります。