2015-03-10 第189回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第1号
この消防団制度、長い歴史がありますけれども、年々団員が減少してきていまして、今、全国で百万人の目標があるところを八十万台にまで落ち込んできているわけで、さまざまな努力で今日まで総務省消防庁が取り組んでいるのは高く評価はしているわけでございますけれども、さらに一層これを充実していかなければならないのではないかと思います。
この消防団制度、長い歴史がありますけれども、年々団員が減少してきていまして、今、全国で百万人の目標があるところを八十万台にまで落ち込んできているわけで、さまざまな努力で今日まで総務省消防庁が取り組んでいるのは高く評価はしているわけでございますけれども、さらに一層これを充実していかなければならないのではないかと思います。
○副大臣(山崎力君) 今委員御指摘のとおりでございまして、この消防団制度というか、消防団は、地域防災の中核的な組織としてこれまでいろいろな活動をしてきたところでございますが、御指摘のような状況、特に地域における若年人口の減少、それからサラリーマン人口の率の、サラリーマン化率というんでしょうか、そういった方々の増加によりまして、人員の確保に非常に各地とも苦労しているという実態がございます。
ただ、いずれにいたしましても、消防団を取り巻きます社会環境の変化に対応した消防団制度をどう構築していくかは、今後の大きな課題でございます。幅広い検討をただいま加えつつございますので、その検討結果を踏まえながら、二十一世紀における消防団はどうあるべきか、幅広い視点から検討してまいりたいと考えております。 ただいま御質問のございました立入検査についてお答えをいたします。
このような状況を踏まえまして、時代の変化に的確に対応した地域防災体制のあり方、その中で消防団が果たしていくべき役割、これらを踏まえた消防団制度、あるいは国による支援のあり方などにつきまして、広範囲にわたりまして学識経験者、消防防災関係者の御意見を伺うための調査検討を始めたところでございます。その成果等も踏まえながら、消防団の活性化に向けて今後とも適切な対応を図ってまいりたいと考えております。
現在、各自治体、地域にございます消防団制度について、現状認識と今後のあり方等につきまして、政府の見解を伺いたいと思います。