1961-05-16 第38回国会 衆議院 地方行政委員会 第30号
たとえば水道会計において消防の水を無料で提供しておる、その結果一般会計からある程度の金を消防会計に繰入金で入れる。そういう場合もございますし、あるいは赤字であるために、将来返してもらうことを考慮して繰り入れるという場合もございますし、あるいは地下鉄の料金を原価のままで徴収するわけにもいかないので、それを低くする意味において繰り入れておるということで、いろいろな繰り入れがあるわけでございます。
たとえば水道会計において消防の水を無料で提供しておる、その結果一般会計からある程度の金を消防会計に繰入金で入れる。そういう場合もございますし、あるいは赤字であるために、将来返してもらうことを考慮して繰り入れるという場合もございますし、あるいは地下鉄の料金を原価のままで徴収するわけにもいかないので、それを低くする意味において繰り入れておるということで、いろいろな繰り入れがあるわけでございます。
この場合の経費につきましては水道と同じように市町村が消防の責任を負つております関係がありますので、同じ市町村の消防会計と水道会計との両省が相談をいたしまして、この辺を解決することになつております。従いまして水道として消火栓の部分までもこれに対して補助するようなことはいたさないのが建前と相なつております。
むしろ消防会計の方からこの水道事業会計の方に金を繰入れまして、それによつて消火栓を設けたり、あるいは鉄管のとりかえをしたりするというのが建前じやなかろうかと存じております。かような点については、さらに消防庁ともよく相談をいたしまして、適切な指導をいたしたい考えでございます。