1948-12-14 第4回国会 衆議院 本会議 第12号 同月の消費者償格は、一月に比して五割の騰貴である、つまり、民間の給與は八割増加しているが、物償の労は五割しか騰貴していない、從つて、実質賃金は三割の改善をされている。こういうことを言つている。 私は、この統計自身については、この通りだと思います。しかしながら、ほんとうの意味の実質賃金とは何かといえば、日々の労働者の生活がよくなるか惡くなるかということ。この一つの指標としては、カロリーがあります。 野坂參三