1960-05-17 第34回国会 参議院 農林水産委員会 第31号
すなわち一人当たりの国民所得の伸び率、あるいは消費支出の伸び率、それから人口の増大、それから果樹の消費弾力性、あるいは所得弾性値、こういうものをずっと想定しながら一定の算式に当てはめて、そうして十年後にはどのくらいになるのだ、こういうことをやるわけでありますが、これが一定の算式で計算せざるを得ないだろうと思いますが、たとえば国民所得の伸びにしましてもいろいろな考え方があるわけでありまして、それだけではじいたものがはたして
すなわち一人当たりの国民所得の伸び率、あるいは消費支出の伸び率、それから人口の増大、それから果樹の消費弾力性、あるいは所得弾性値、こういうものをずっと想定しながら一定の算式に当てはめて、そうして十年後にはどのくらいになるのだ、こういうことをやるわけでありますが、これが一定の算式で計算せざるを得ないだろうと思いますが、たとえば国民所得の伸びにしましてもいろいろな考え方があるわけでありまして、それだけではじいたものがはたして
最後に、一番最初の消費税、間接税、物品税というものは、さっき消費弾力性から見まして応能原則に合うという結論でしたが、これは私は問題があると思います。それはそういう統計なんかでいろいろあれしたと思いますけれども、とにかく簡単にいって、たとえばたばこなんか逆進課税の比例税です。何億という金を選挙に使った鮎川さんがスリー工ーを吸ったって、ニコヨンがスリー工ーを吸ったって、同じでしょう。
によりまして、いろいろなことがわかってきたんでありますが、大体単純な推計をやりますと、これは単純な需要の推計をやりますと、今後十年間に二倍程度の需要増大というものはあながち不可能じゃないだろう、もちろん果樹の種類によっていろいろ差はございましょうけれども、今後の一人当たりの所得増大、あるいは国民所得の増大ですね、それから一人当たりの消費の支出増、それから人口増、こういう条件を入れて、過去の果実の消費弾力性
答申は主として消費弾力性という点に重点を置いて、消費者がどれだけの負担力があるかという点に重点を置いて答申をなされた。そういう点からいたしますと、高級織物等は奢侈的な要素を持っておることは違いありません。
その次は、物品税の資料の中で、主要物品の消費支出弾力性というものを出していただきたい、こういう御要求でごさいましたので、税制懇談会で作成されましたところの消費弾力性、昭和三十二年分の家計費調査から求められました数字をここに参考までに出した次第でございます。 以上簡単でございますが、資料の説明を終ります。
これについては、先ほど申し上げました税制のいろいろな委員会におきましても、議論があるところでありまして、一つの資料といたしましては、消費性向の弾力性という指数をもちまして、これはもう釈迦に説法のようでおそれ入りますが、消費のための支出の伸びと所得の伸びとを比べまして、所得が一以上伸びた場合において支出が一をこえて伸びるようなプラスの消費弾力性を持っているものは担税力が大きい。