2018-03-20 第196回国会 参議院 総務委員会 第2号
委員御指摘のように、有効な消火性能を有した消火薬剤で環境に配慮されていると評価されたものがあれば、消防本部におきます森林火災への泡消火薬剤の使用に向けました判断材料の一つになっていくと考えております。
委員御指摘のように、有効な消火性能を有した消火薬剤で環境に配慮されていると評価されたものがあれば、消防本部におきます森林火災への泡消火薬剤の使用に向けました判断材料の一つになっていくと考えております。
今日は、水がなくても、少なくても活用できる泡消火剤につきまして少し議論をしたいと思いますけれども、泡消火薬剤の技術上の規格を定める省令、これにおきましては、消火性能を確認するための火災模型としまして、一般建物火災を想定したA火災模型と油火災を想定したB火災模型、これが想定をされておりますが、A火災模型は高発泡用となっておりまして、消防隊が一般の建物火災等で使用する圧縮空気泡用となっておりません。
泡消火薬剤の技術上の規格を定める省令がございますが、石油タンクなどに使用されます泡消火薬剤につきまして、油火災を想定いたしました模型でありますB火災模型を用いまして消火性能を確認するための基準が定められております。
この大容量泡放射システムでございますが、これは従来の防災資機材と比べますと三倍ないし十倍の泡を放射しまして高い消火性能を有するものでありますことから、迅速な消火が期待できるところであります。また、消火用の薬剤量も百二十分継続して放射が可能な量の備蓄を義務付けているところでございます。
その性能でございますけれども、一定の性能は既に確認をされておりますが、今回のようなケースで本当に役に立つのかどうかということで、三月に独立行政法人消防研究所で比較的面積が広いリビングルームというのを想定をいたしました消火性能の確認実験を行いました。