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25件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

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2018-04-13 第196回国会 衆議院 法務委員会 第8号

犯人でない方を処罰しないようにするためには、徹底した客観証拠収集分析に努めること、また消極証拠を十分に検討するなどした、基本に忠実な捜査公判の適正な遂行に努めることが必要でありまして、一つ一つ事案について、警察当局検察当局がそういった姿勢で捜査公判に臨むことにより、犯人でない方を処罰するといった事態を生じさせないようにしていかなければならないというふうに思っております。  

上川陽子

2016-04-26 第190回国会 参議院 法務委員会 第10号

その点で可視化がなされるというのは非常に大事なことだと思うんですが、もう一つ、それに加えて、先ほどちょっと言ったことですけれども、捜査官は、無実主張があったときに、それの裏付けをするということを、つまり消極証拠に対して誠実に対応するということを是非具体的な、こういう訴訟法という法律で規定できるかどうか分かりませんけれども、推定無罪という原則があるぐらいですから、無実方向主張に対する裏付けを、言

浜田寿美男

2015-07-08 第189回国会 衆議院 法務委員会 第30号

刑事局長ときのう議論をしましたらば、私は、この法文では、要するに、消極証拠については、捜査支障がある、証明支障があるということで隠されてしまうおそれを内在している法文ではないですかということを申し上げました。そうしたら、局長は、そういう消極証拠あるいは無罪方向証拠はこれに当たらないとおっしゃいました。そして、私がここでそう解釈したからそうなのだという趣旨のことをおっしゃいました。  

山尾志桜里

2015-07-07 第189回国会 衆議院 法務委員会 第29号

山尾委員 法文上には一切書かれておらず、刑事局長の解釈ということだと思いますけれども、この制度がない状態でも、先ほどから繰り返し繰り返しこの場で述べられているように、消極証拠、自分の見立てに合わない証拠を隠したりあるいは改ざんしたりということが現実に行われてきて、それが大きな社会的な問題になっているわけです。

山尾志桜里

2015-07-03 第189回国会 衆議院 法務委員会 第28号

加えて、他人公判におきましては、証拠開示制度等によりまして、積極証拠あるいは消極証拠を問わず、事案内容当該他人主張内容等に応じまして、合意に基づく供述信用性を争うために必要かつ十分な証拠開示されるということになるわけでございまして、こうした協議の過程につきましても、合意後の取り調べにつきましても、録音、録画を義務づけるというような必要性につきましては少ないというふうに考えているところでございます

上川陽子

2015-05-27 第189回国会 衆議院 法務委員会 第18号

三浦政府参考人 不適正事案といいましても、事案ごとにいろいろと問題点や背景などが異なっておりますので、なかなか一概に申し上げることは難しいわけでございますけれども、過去の事案検討結果などから極めて概括的に申し上げますと、例えば、客観証拠評価の問題、すなわち、特定の証拠を過大評価してしまったり、逆に消極証拠吟味が不十分であったといったような問題でありますとか、あるいは、供述信用性に関する吟味

三浦正充

2015-04-07 第189回国会 衆議院 法務委員会 第5号

林政府参考人 証拠につきましては、よく積極証拠消極証拠などと言われることがございます。  どういうことかと申しますと、犯罪事実を立証することに資する証拠というものは積極証拠と言われます。他方で、逆に犯罪事実がないのではないかという形で働く、それに資するような証拠消極証拠と言われております。

林眞琴

2015-03-19 第189回国会 参議院 予算委員会 第9号

具体的な事件につきましては、無罪判決が言い渡される理由については様々であるということでございまして、一般論としてその理由を申し上げるということはなかなか難しいということではございますけれども、いずれにいたしましても、検察当局におきましては、徹底した客観証拠収集分析に努める、そして消極証拠を十分に検証する、基本に忠実な捜査公判ということの適正な遂行に努めるということが必要であるというふうに考えております

上川陽子

2015-03-19 第189回国会 参議院 予算委員会 第9号

国務大臣上川陽子君) 基本につきましては、徹底した客観証拠収集分析に努める、そして消極証拠を十分に検討するなど、基本に忠実な捜査公判の適正な遂行に努めるということが必要であるというふうに考えております。その上で、犯人でない者を処罰をすることにつきましては、あってはならないというふうに考えております。

上川陽子

2011-05-31 第177回国会 衆議院 法務委員会 第15号

○階委員 前田検事の問題もそうだったんですが、検察はともすれば、供述に沿うような、犯罪を裏づける積極証拠収集については時に偽造もするなどして一生懸命集めるんですが、消極証拠収集については消極的だと私は思うんですね。そういった意味で今お尋ねしました。なるべく証拠は広く、積極も消極も集めるべきだということを言わせていただきます。  

階猛

2011-05-12 第177回国会 参議院 法務委員会 第9号

井上哲士君 どういう中身が必要になってくるかということになってくるんですが、今回の村木さんの無罪事件フロッピーディスクの改ざんが問題になったわけでありますが、仮に前田検事が、あのフロッピーディスク消極証拠になるという認識をしながらそれをもう証拠として扱わないと、そしてああいう報告証拠も別途報告されないままフロッピーディスクを返してしまったと。

井上哲士

2011-05-12 第177回国会 参議院 法務委員会 第9号

そこに記載、そのプロパティーに記載されていることが消極証拠だということを認識しながら報告書にしなかったということが違法であるかどうかというのもこれもなかなか困難で、むしろそれはお返しをして弁護人の方から公判廷にこういうものですよといって出していただければいいわけですから、報告書にしなかったことが違法というわけにはなかなかいかない。  

江田五月

2010-10-21 第176回国会 参議院 法務委員会 第2号

政府参考人西川克行君) 今現在お答えできることというのは非常に限られているわけでございますが、今回問題点となっているフロッピーの最終更新日時に関する報告書、これにつきましては、実際のところは、既に起訴されている前田検事が、上には報告せずに、結局ほかに積極証拠があるからその消極証拠があっても有罪であろうという認識の下に起訴したと、こういうふうに聞いております。  

西川克行

2010-10-21 第176回国会 参議院 法務委員会 第2号

事実認定は証拠の慎重な総合評価によってなされるものであり、かつその総合評価消極証拠についての検討も含めた多面的なものであることを留意し、適正な捜査の実現に尽力すべきというふうに書いているわけです。証拠の慎重な吟味となっております。  じゃ、この証拠の慎重な吟味ということはこの検証、つまり氷見事件志布志事件を受けた上で、この検証は実際の捜査手法の中でどのように具体化されていったんでしょうか。

木庭健太郎

2010-10-21 第176回国会 参議院 法務委員会 第2号

政府参考人西川克行君) 今委員が御指摘されたとおりで、現段階で一言の弁解もないというのが率直なところなのでございますが、既に発生している様々な無罪事件等において、客観証拠をよく見ろと、それから消極証拠についてもよく吟味をしろというのは、その検証報告書の中で繰り返し指摘されているということでございます。  

西川克行

2009-04-03 第171回国会 衆議院 法務委員会 第4号

具体的な問題点として指摘されましたところについて申し上げますと、アリバイなどの消極証拠検討が不十分でありました。また、供述信用性吟味も不十分でした。検察といたしましては、警察捜査とのかかわりあり方に対する配慮や内部の捜査体制に関する合理的な検討も十分ではなかったというような指摘がなされております。  

大野恒太郎

2007-11-06 第168回国会 衆議院 法務委員会 第4号

その概要でございますけれども、まず捜査問題点につきましては、一つは、例えば供述信用性吟味が十分でなかったこと、それから、アリバイなど、犯人による犯行の存在を疑わせるいわゆる消極証拠検討が十分でなかったこと、さらに、警察捜査とのかかわりあり方に対する配慮検察としての捜査体制に関する合理的な検討が十分でなかったというようなことを述べております。  

大野恒太郎

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