2012-08-07 第180回国会 参議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会公聴会 第2号
厚生年金基金資産のAIJ投資顧問による消失事件に関する有識者会議もその典型である。高額の委員報酬などに左右され、国際比較研究の視点に立脚して政府から独立した見解を提示不可能な学者は、国民にとり全く有害無益な存在である。
厚生年金基金資産のAIJ投資顧問による消失事件に関する有識者会議もその典型である。高額の委員報酬などに左右され、国際比較研究の視点に立脚して政府から独立した見解を提示不可能な学者は、国民にとり全く有害無益な存在である。
次に、AIJ投資顧問の年金消失事件に関連してお伺いします。 旧社保庁OBがAIJへの運用委託の水先案内人になっていたこと、しかも、運用委託していた七十四の厚生年金基金の三分の二に旧社保庁OBらが天下りしていたといいます。旧社保庁、厚生労働省の天下りネットワークがAIJへの年金マネーの運用委託を誘導して、年金消失の被害を拡大したとも言える図式が明らかになりつつあります。
今般のAIJ投資顧問による年金消失事件は、国民に大きな衝撃を与え、さらには社会保障に対する不安を抱かせたのではないでしょうか。よって、安心できる公的年金制度、公的社会保障制度をきっちりと構築していかなければなりません。そんな中で、安心できる郵便局が果たす役割は大きいと言わざるを得ません。
初めに、AIJ投資顧問会社の年金消失事件についてお聞きします。 きょうのニュースで、企業年金の運用を受託していたAIJ投資顧問会社が、二千億円、大半を消失していた。とんでもない事件であります。 自見大臣に、一体どういうことなのか、把握しているところを説明していただきたいと思います。