1971-07-21 第66回国会 衆議院 予算委員会 第1号
その英ソ共同議長国あて報告書におきまして、北越が南越に対する浸透破壊活動を行なっている旨公式に認め、したがって米政府としては、このように最初に北越側が一九五四年のベトナムに関するジュネーブ協定に違反して南越に軍事介入を行なっている以上、これに対抗するため、南越も自衛手段を講ぜざるを得なく、したがってまた国連憲章五十一条に基づく集団自衛行動に移った、こういうことを報告しております。
その英ソ共同議長国あて報告書におきまして、北越が南越に対する浸透破壊活動を行なっている旨公式に認め、したがって米政府としては、このように最初に北越側が一九五四年のベトナムに関するジュネーブ協定に違反して南越に軍事介入を行なっている以上、これに対抗するため、南越も自衛手段を講ぜざるを得なく、したがってまた国連憲章五十一条に基づく集団自衛行動に移った、こういうことを報告しております。
まず、ベトナムにおける米国の軍事行動についてでありますが、米国の軍事行動は、北越による浸透破壊活動に対抗するため、南ベトナム政府の要請に基づいて行なわれているものであり、国連憲章第五十一条の集団的自衛権の行使であると米国政府は説明していること、御承知のとおりであります。わが国もまたそのように理解しております。これは、最初のお尋ねに答えたとおり、ただいまも変わっておりません。