1966-06-24 第51回国会 参議院 文教委員会 第25号
○小野明君 きのう、いろいろ参考人から意見をお聞きした中で、私も一点質問しておったんですが、その際その一番向こうにおられた、海音寺さんですか、愛国心という問題で強調されたわけてあります。この点は私もいろいろ問題がある、意見の分かれるところではないか、このように考えておるわけであります。
○小野明君 きのう、いろいろ参考人から意見をお聞きした中で、私も一点質問しておったんですが、その際その一番向こうにおられた、海音寺さんですか、愛国心という問題で強調されたわけてあります。この点は私もいろいろ問題がある、意見の分かれるところではないか、このように考えておるわけであります。
海音寺さんのお話にもありましたわけでありますが、二月十一日というのは、言うまでもなく元の紀元節の日でありまして、明治七年以来、終戦の年まで神武天皇が柵原で即位をしたという日となっておりました。しかし、今日、神武天皇の存在が疑わしい、まして二月十一日の即位ということが事実ではないということは学界の常識である、というよりも、もはや国民の常識と言っていいと思います。