1989-11-28 第116回国会 衆議院 内閣委員会 第3号
いずれにいたしましても、この間、最初の通報が三十八分、そして自衛隊の方から四十分という数字が出て、そして三十九分、これは保安庁並びに海難審判庁理事官、最終的には海難審判庁そのものも衝突時間を三十九分に確定したという全体の関係になるのですが、もう一遍ちょっと済みませんが、野尻さん、保安庁の立場として、この間の数字の推移、三十九分と定めた根拠を示していただけませんか。
いずれにいたしましても、この間、最初の通報が三十八分、そして自衛隊の方から四十分という数字が出て、そして三十九分、これは保安庁並びに海難審判庁理事官、最終的には海難審判庁そのものも衝突時間を三十九分に確定したという全体の関係になるのですが、もう一遍ちょっと済みませんが、野尻さん、保安庁の立場として、この間の数字の推移、三十九分と定めた根拠を示していただけませんか。
お話しのように、保安庁の方は当初からそういう事実を承知していたけれども、海難審判庁理事所は書き直しの事実は承知していなかった。今回の新聞報道等によって事態が全面的に明らかになったということになりますと、再尋問もお決めになったようですけれども、予断をすることをあなたに迫っているわけではありませんが、当然のことながら、こういう状況に今立っているという認識はよろしいでしょうか。
○和田(春)委員 どうもその点、何度お伺いしてもはっきりしないわけでございますが、新聞紙上の伝えるところによりますと、海事協会のある検査のベテランが、船舶のバルクヘッドの数について相当重大な証言を、海難審判庁理事官の調べの段階におきまして言明をいたしておりますが、その後海難審判庁に呼び出されたところ、どこから圧力が加わったか知りませんけれども、前言とは違いまして、きわめてあいまいもことした証言しかしていない
委員外の出席者 議 員 關谷 勝利君 運輸事務官 (海運局定期船 課長) 中野 大君 海上保安官 (警備救難部 長) 松野 清秀君 運 輸 技 官 (気象庁予報部 長) 肥沼 寛一君 海難審判庁理事
運輸政務次官 中馬 辰猪君 運輸事務官 (海運局長) 朝田 靜夫君 運 輸 技 官 (船舶局長) 山下 正雄君 運輸事務官 (鉄道監督局 長) 山内 公猷君 委員外の出席者 高等海難審判庁 長官 長屋 千棟君 海難審判庁理事
近年、海難審判の迅速と科学的な原因の究明が強く要望せられて参りましたが、海難審判庁理事官の取扱い件数は年々増加するとともに、科学の進歩と外国関連事件の増加等と相待って、海難事故の様相は一そう複雑化して、理事官の取り扱う事務量はきわめて過重なものになっているのであります。かような理事官事務の現状にかんがみまして、現行法に所要の改正を加えようとするものであります。
事件の迅速処理と科学的調査につきましては常に努力いたしているところでありますが、海難審判庁理事官の取扱い件数は年々増加し、科学の進歩は海難事故の様相を一そう複雑化し、外国関連事件の増加等と相持って事件の調査を困難化して、理事官の事務量をきわめて過重なものとしているのであります。
事件の迅速処理と科学的調査につきましては、常に努力いたしているところでありますが、海難審判庁理事官の取扱い件数は年々増加し、科学の進歩は、海難事故の様相を一そう複雑化し、外国関連事件の増加等と相待って事件の調査を困難化して理事官の事務量をきわめて過重なものとしているのであります。