1987-12-08 第111回国会 参議院 運輸委員会 第1号
○政府委員(間野忠君) ただいま先生おっしゃいましたように、この下田船渠というのは六十年にも同じような人員削減の措置を講じておりますし、その後親会社の来島どっくを初め仕事をとるべく努力はしたと思うんですけれども、御承知のような海運造船界の構造不況とそれから韓国のような新興造船国の追い上げ、あるいは円高というようなことがございまして、恐らく経営側としてもこれほどの造船不況というものを予測できなかった面
○政府委員(間野忠君) ただいま先生おっしゃいましたように、この下田船渠というのは六十年にも同じような人員削減の措置を講じておりますし、その後親会社の来島どっくを初め仕事をとるべく努力はしたと思うんですけれども、御承知のような海運造船界の構造不況とそれから韓国のような新興造船国の追い上げ、あるいは円高というようなことがございまして、恐らく経営側としてもこれほどの造船不況というものを予測できなかった面
そういう意味で、世界的な展望に立てという先ほど来御指摘もございましたわけでございますから、やはりこの機会に運政局中心に運輸省全体を挙げて二十一世紀の展望、青写真というものを明記することが、この解撤事業に参加しこの不況を乗り越えていこうという海運、造船界、特に海運の船員諸君に希望を与えることに相なるであろう。しかとそのこともやらなければならぬな、このように思います。
そういう点で、今日の海運、造船界の不況を見るにつけましても、このことはやはり戻して、きちっと整理をしなければならぬ問題だと思っております。
問題はその後でございますけれども、その後原子力商船の開発が進むに従いまして、西欧諸国におきましても、その実用化を図るためには、原子力第一船の建造、運航のみでは十分ではないというようなことが明らかになってまいりましたほかに、世界的な経済変動、石油ショック後の変動、海運・造船界におきましては、タンカーの中でも大型船を中心として、世界的な船腹過剰というものが出てきた。
このような海運、造船界の技術革新が、わが国の経済の発展にきわめて重要な役割りを果たしてまいりましたことは、衆目のひとしく認めるところではなかろうかと存じます。
○野口説明員 御承知のように、石油の価格が非常に急騰しておりまして、こういう経済的な影響から、また海運、造船が不況に一時入ったというようなこと、あるいは原子力船「むつ」の放射線漏れがあったというようなことから、原子力商船の実用化という点につきましては、海運、造船界とも、やはり一ころよりはかなり厳しい見方をしているというふうに思うわけでございます。
○野口説明員 先生御承知のように、第二次石油ショック後、石油の供給不安とそれから石油の価格が非常に急騰いたしまして、海運、造船界がいま非常に苦況にあるわけでございますが、それと先ほど来御説明がありましたように、外国での実験船の実験航海というのが一段落して係船されておる、あるいは原子力船「むつ」の放射線漏れ事故があったというようなことがございまして、確かに海運、造船界の実用化に対する見通しというのは、
会議の性格にかんがみまして代表といたしましては、在連合王国大使館の特命全権公使、当時の運輸省の船舶局長、それから代表代理、以下関係省庁、海運、造船界の代表を含みます十九名で代表団を組織をして、調印をしたわけでございます。
ただこの場合、海運、造船界というのは、初めに申しましたように、大きな波が何年か周期で来るわけでございますから、その回復期になりましたときに、日本は造船国として残るべきなのか、それからいろんな状況から残ることができるのかということを大所高所から見きわめて、造船能力にいたしましても、先ほど申しましたようないろんな要素がございますので、そのどこを押さえたらいいのかということは慎重に判断する必要があろうかと
それからその場合の、今後どう見るのかと申しますのは、先ほど申し上げましたように、海運、造船界の外から、一般経済情勢なり何なりから入ってくる大きな流れがどうなのかということに非常に関連いたしまして、たとえばほかのことは固定しまして、経済成長を四%と仮定いたしますと先ほどのようなことになりますが、三%と仮定いたしますともう全然十年や十五年では浮き上がらないといった答えが出てくるし、五%と仮定しますと非常
そういう点から申しますと、確かに四十二年の長計決定時に今後十年間というのは若干期間的には短過ぎた、これは別途その後不況等による海運、造船界の活動の停滞といったふうな要因はあるにしろ、見通しは若干甘かったという点は認めざるを得ないと思います。
今日では欠陥原子力船「むつ」にさらに数十億円の国費を注ぎ込んで既定方針による修理、運航に果たして意義があるのかどうか、国際的な海運、造船界の現況は原子力船の早急な就航を求めているのかどうか、原子力船の開発に必要性、緊急性があるのかどうかといった疑問が出されていることは周知のことであります。
また開発技術についても、三菱独特の舶用エンジンや溶接技術にすぐれたものを持ち、日本の造船界はもちろん、世界の海運造船界に挑戦しているとのことでありました。 次に熊本県においては 一、農林省熊本農政局の業務についてであります。
さらに、この開発に直接関連いたしまする海運造船界の現状から見ますと、これは民間ベースではとうてい進められないという実情がありますので、このような点から現状において国が中心となってこの計画を推進する、これはまことに当を得たことだと私は考えるのであります。
そういう面から申しましても、やはりそういう不況の際にも相当量の日本船を整備することが、海運、造船界のためにも望ましいということは、その通りでありますので、できるだけの努力を払いましてそういうふうに持っていきたいと思っております。
○大倉精一君 今度の方針によると、優秀航路或いは優秀業者に対して重点的に割当てをするのだと、こういうようなことで、必然的にいわゆる海運造船界の整理、再編成ということが強く叫ばれておるようなんですが、今の方針の状況をずつと見ておりますというと、今度の運輸省の基本方針にもあるのですが、例えば海事公社という構想がある。これはやはり船腹の充実が必要だ。
五月の十九日に工業倶楽部で船主協会第六回総会が開かれて、星島連盟理事長が海運、造船界の要望達成に全力を尽す旨の祝辞を述べた。同月の二十二日に海運造船議員連盟の四十一回理事会を開いてその席において船主協会瀞辺副会長岡田海運局長が出席して連盟に援助を求めている。