1947-12-06 第1回国会 衆議院 運輸及び交通委員会 第42号
先ほど海運總局長官よりお答えいたしましたことについて、今日の日本の經濟においては罰金刑の増額はこの程度が妥當であるということについての御質問ですが、それは要するに今内海委員のお述べになりましたことは、現在の國民生活の限度において刑罰の量は異なるべきだというふうに解釋いたすのであります。
先ほど海運總局長官よりお答えいたしましたことについて、今日の日本の經濟においては罰金刑の増額はこの程度が妥當であるということについての御質問ですが、それは要するに今内海委員のお述べになりましたことは、現在の國民生活の限度において刑罰の量は異なるべきだというふうに解釋いたすのであります。
海運總局長官もお見えになつておりますのであるいは海運總局長官から御答辯があるのではないかと存じます。
鐵道關係の政府當局は皆その方に行つておられるということでありますが、幸い海運總局長官がおいでになつておるから、先ず「日本國沿岸に置き去られた船舶の措置に關する法律案」について現在引揚げ船の状態がどういうことになつておるか、長官から御説明を願つて質疑に移りたいと思います。
そうすると先ほど海運總局長官からお話のありました、この機關は不備である、お前のところ會社で製造するところのエンジンは不備だ、お前のところの會社で製造するところの船體は不備であるということを公表されることは、少くともその會社に對するところの大きな生命線を侵すことになるわけであります。
○成重委員 これは別の問題でありますが、海運總局長官に質問なり、簡單に意見を申してみたいと思います。それは今朝の新聞を見ますと、「政府は終戰後の新事態に即應して海運業の國家管理方式を廢止し民營に還元するため種々準備を進めているが、今囘船舶運營會をCMMC(民間商船委員會)本來の姿に改組することになり商船委員會法(假稱)の立案を急いでいる。
○佐々木(更)委員 船舶建造に對する監督のことについて、運輸省と農林省とのおのおのの所管事項の相違に對する海運總局長官の御説明は、私はこれこそ今の官廳のなわばり主義と言いますか、そこに現在非常な日本の政治の弊害があるのではないかと思うのであります。