1999-05-26 第145回国会 衆議院 運輸委員会 第9号
その上、国際的な集約、吸収合併が促進されていくのなら、海運市場での寡占・独占化が一層進むことになり、海運秩序を乱すことは明白であります。加えて、日本籍船の存在すら心配になります。 最後に、今度の改正で取締役に外国人が就任し、これを機に内航海運にまで外国人船員が乗船可能にすることは絶対にあってはならないことを指摘して、討論を終わります。
その上、国際的な集約、吸収合併が促進されていくのなら、海運市場での寡占・独占化が一層進むことになり、海運秩序を乱すことは明白であります。加えて、日本籍船の存在すら心配になります。 最後に、今度の改正で取締役に外国人が就任し、これを機に内航海運にまで外国人船員が乗船可能にすることは絶対にあってはならないことを指摘して、討論を終わります。
その上、国際的な集約、吸収合併が促進されていくのなら、海運市場での寡占・独占化が一層進むことになり、海運秩序を乱すことは明白であります。加えて、日本籍船の存在すらなくなってしまうおそれが生じるのであります。 最後に、今度の改正で取締役に外国人が就任し、これを機に内航海運にまで外国人船員が乗船可能にすることは絶対あってはならないことを指摘し、討論を終わります。
海運市場をめぐって熾烈な競争が続いて寡占や独占化が進むことは、海運秩序を乱し、大変危惧される問題をはらんでいると思います。こうした動きの中で、国際的な集約、吸収合併が促進されていくなら、日本の船舶はなくなってしまうのではないかとの声すら出されてまいります。同時に、日本人船員を含めて海運企業の雇用も重大事態であると言わざるを得ません。
個別の課題としては、自動車マーケットのグローバル化等を踏まえ、自動車の型式指定制度の合理化を図るほか、外航海運分野においては、引き続き公正かつ公平な海運秩序の形成を目指すとともに,国際船舶制度を初めとする国際競争力強化のための諸施策の実施に取り組んでまいります。 さらに、航空分野においては、利用者利便のさらなる向上のための路線網の充実に努めてまいります。
個別の課題としては、自動車マーケットのグローバル化等を踏まえ、自動車の型式指定制度の合理化を図るほか、外航海運分野においては、引き続き公正かつ公平な海運秩序の形成を目指すとともに、国際船舶制度を初めとする国際競争力強化のための諸施策の実施に取り組んでまいります。 さらに、航空分野においては、利用者利便のさらなる向上のための路線網の充実に努めてまいります。
それからもう一つ、海運の振興に著しく支障を及ぼすということでございますが、これは当時は先進海運国が海運秩序の安定とそれから安定的供給で国際カルテル、海運同盟というものをつくっておりまして、それが配船とか賃率の調整をやっていたわけでございます。
それからもう一つは、「海運の振興に著しく支障を及ぼす」かどうかという点でございますが、これにつきましては、昭和二十四年とかしばらくの間はその海運カルテル、同盟といいますが、それによりまして海運秩序というものが維持されていたわけでございまして、そういう秩序を壊さないという意味でこれが解釈されておりました。
それから、外航海運でございますが、これはいろいろ国によって海運政策が異なっておりますのでいろんな摩擦が生ずるわけでございまして、国際的な海運秩序を確立するためのもろもろの国際会議がございます。とりわけ、先進国の間では閣僚レベルの会議も持っております。
それから、昨年の四月に開かれました先進国海運閣僚会議、これには事務次官が出席して、国際海運秩序の問題について各国と意見を交わしております。また、昨年の十一月に開かれました世界気象機関の主催によります世界気候会議、これは地球環境問題を討議したものでございますが、これには運輸政策局長が出席しております。
特に最近におきましては、我が国の国際空港の整備を踏まえた主要国との国際航空路線をめぐる航空交渉への積極的な対応、国際的な海運秩序の確立のための先進国海運閣僚会議等への的確な対応、エネルギー資源等重要物資の海上輸送の安全確保に関する関係国との調整、国際交流の促進のための各種施策の展開等運輸行政として強力に取り組むべき課題が山積しております。
特に最近におきましては、我が国の国際空港の整備を踏まえた主要国との国際航空路線をめぐる航空交渉への積極的な対応、国際的な海運秩序の確立のための先進国海運閣僚会議等への的確な対応、エネルギー資源等重要物資の海上輸送の安全確保に関する関係国との調整、国際交流の促進のための各種施策の展開等運輸行政として強力に取り組むべき課題が山積しております。
船舶の安全、海運秩序の観点からこうしたものを取り入れたけれども、配乗基準の問題にしても、あるいは対象船舶の問題にしても、管理機構あるいは部員の雇用計画、こうした各種の問題があるわけであります。
こういうように総括的に見まして、国際海運秩序、数世紀も続いてまいりました一つの国際海運の秩序というものを、近年、極めて揺るがすような国際的な動き、ただいま申し上げましたような動きが複雑に出てきているということが一つの情勢の変化かと思います。
○仲田政府委員 ことしの海運白書の特色は一言で申しますと、ただいま申し上げました海運造船合理化審議会に諮問をいたしましたその問題意識を、海運白書に実ははっきりと書いてありまして、我が国の外航海運をめぐる状況が一段と厳しさを増しております中で、今後の外航海運の健全な発達を図っていくためには、当面、構造的な問題として、国際海運秩序の変化、それから海上貨物流動の変化、日本船の国際競争力の低下、海運企業の経営上
この条約は昭和四十九年に採択されたものですが、日本は当時UNCTADの中での議論を通じまして、発展途上国側の一方的な海運規制に歯どめをかけて定期船の分野における新しい海運秩序を形成するのに資するのではないかということで、発展途上国、先進国の間に立ちまして、むしろ積極的な調整役も買って、この条約の採択に際し賛成票を投じたといういきさつがございます。
外航海運につきましては、我が国の総合安全保障の見地からも重要な課題である海上輸送力を確保するため、日本船を中核とした我が国商船隊の整備を図っておりますが、日本船の国際競争力の低下、国際海運秩序の変化等の問題に直面しておりますので、中長期的な視点に立った今後の外航海運政策のあり方について検討を行っているところであります。
外航海運につきましては、我が国の総合安全保障の見地からも重要な課題である海上輸送力を確保するため、日本船を中核とした我が国商船隊の整備を図っておりますが、日本船の国際競争力の低下、国際海運秩序の変化等の問題に直面しておりますので、中長期的な視点に立った今後の外航海運政策のあり方について、検討を行っているところであります。
そういうことも全部含めまして、国際海運秩序というのが従来から先進海運国主導のもとで行われて、できるだけ政府の介入を排除する、いわゆる海運自由の原則の中で自律的につくられてきたといういきさつがあると言われています。
○土井委員 従来は航路ごとに結成をする定期船同盟というのは自律的な秩序のもとで運営をされてきたわけですが、UNCTADで定期船同盟条約が採択されてこれが発効することになりますと、貿易当事国船が優先的に貨物を確保するというまことに新しい定期船海運秩序というのがここに形成されることになるのでしょうね。
次に、海運につきましては、開発途上国による国旗差別政策の強化、便宜置籍船の排除の要求等により、国際海運秩序は大きく揺れ動いており、国際的動向に配慮しつつ、所要の方策につき検討を行っているところであります。 第六に、新海洋秩序等への対応策の推進であります。
次に、海運につきましては、開発途上国による国旗差別政策の強化、便宜置籍船の排除の要求等により、国際海運秩序は大きく揺れ動いており、国際的動向に配慮しつつ、所要の方策につき、検討を行っているところであります。 第六に、新海洋秩序等への対応策の推進であります。
次に、海運につきましては、開発途上国等との関係から国際海運秩序の変革が求められている状況にかんがみ、国際的動向を踏まえつつ、所要の方策を検討してまいる所存であります。航空につきましては、必要に応じ航空協定の締結、改定を行い、わが国をめぐる国際航空網の充実に努めることとしておりますが、特に懸案となっている日米航空協定問題につきましては、引き続きその改善のため努力してまいる所存であります。
次に、海運につきましては、開発途上国等との関係から国際海運秩序の変革が求められている状況にかんがみ、国際的動向を踏まえつつ、所要の方策を検討してまいる所存であります。航空につきましては、必要に応じ航空協定の締結、改定を行い、わが国をめぐる国際航空網の充実に努めることとしておりますが、特に懸案となっている日米航空協定問題につきましては、引き続きその改善のため努力してまいる所存であります。
次に、海運につきましては、国際海運秩序の変革が求められている状況にかんがみ、国際的動向を踏まえつつ、所要の方策を鋭意検討してまいる所存であります。