2006-03-17 第164回国会 参議院 本会議 第8号
この沖縄戦の惨状を海軍部隊司令官の大田実中将が「沖縄県民斯ク戦ヘリ 県民ニ対シ後世特別ノ御高配ヲ賜ランコトヲ」と海軍次官にあてた電報を発したことはよく知られております。正に大田実中将は、沖縄戦で壊滅した沖縄県の復興と発展に政治の光を当ててほしいと遺言されたものと思われます。 時は移り人は去れども、私は、大田実中将の切実な気持ちは今なお生き、現在の政治、行政に反映されるべきだと考えております。
この沖縄戦の惨状を海軍部隊司令官の大田実中将が「沖縄県民斯ク戦ヘリ 県民ニ対シ後世特別ノ御高配ヲ賜ランコトヲ」と海軍次官にあてた電報を発したことはよく知られております。正に大田実中将は、沖縄戦で壊滅した沖縄県の復興と発展に政治の光を当ててほしいと遺言されたものと思われます。 時は移り人は去れども、私は、大田実中将の切実な気持ちは今なお生き、現在の政治、行政に反映されるべきだと考えております。
一九五〇年八月、極東アメリカ海軍部隊司令官C・ターナー・ジョイ中将の参謀副官アーレイ・バーク少将は、アメリカ海軍が相当の障害を排除し得る掃海部隊を持っていないこと、特に北朝鮮海域に進入すれば複雑なソビエト製感応機雷に遭遇する可能性についてよく知っていた。この感応機雷を処理できる高い練度を持つ大きな掃海部隊がたった一つあった。