1983-03-07 第98回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第3号
三十数隻というお話がございましたわけですが、そのうち私どもでわかっておりますのは、陸軍徴用船が二隻、海軍徴用船が七隻、海軍指定船七隻というようなことがわかっております以外にはほとんど実態をつかんでおりません。その中で、具体的に御質問のございました二つの船につきましては、ある程度の状況がわかっておりますので申し上げます。
三十数隻というお話がございましたわけですが、そのうち私どもでわかっておりますのは、陸軍徴用船が二隻、海軍徴用船が七隻、海軍指定船七隻というようなことがわかっております以外にはほとんど実態をつかんでおりません。その中で、具体的に御質問のございました二つの船につきましては、ある程度の状況がわかっておりますので申し上げます。
過般厚生省からいただきました資料によりますと、今次の戦争の沈没艦船と死没者の数は、沈没艦船数三千二百六十隻、内訳を見ますと、海軍艦艇が六百八十隻、海軍徴用船が七百九十隻、陸軍の徴用船が七百隻、船舶運営会所属船が千九十隻。
本請願は、サイパン島の西方七十海里にあるアナタハン島に、元海軍徴用船の兵助丸、曙丸及び海宝丸の乗組員二十二名が生存しておりまするが、これらの人々は未だ日本の敗戰を信ぜず、幾たびとなく関係方面の勧告に対しましても降伏を肯んぜず、服従をしない状態で現在あるのであります。
○佐藤専門員 サイパン島の北方七十海里にあるアナタハン島に生存を確認せられた二十二名の家族を代表して、引揚げ促進を願い出たもので、この二十二名は、昭和十九年五月、旧日本軍の命令により、内地からトラック島に進出の途次、同島付近で敵機の空襲により沈没、陸上に避退した海軍徴用船兵助丸、曙丸、海宝丸の乗員でありまして、その全家族から帰還促進方を外務省に申出ておる。