1988-09-09 第113回国会 衆議院 内閣委員会 第5号
第一は、海空自衛隊員等の増員であります。 この増員は、主要装備である護衛艦、潜水艦、F15などの新たな配備に伴う要員確保にあり、一千海里シーレーン防衛、洋上防空体制確立の一環であります。 第二に、予備自衛官の大幅増員は、有事の際、基地防空、後方警備、輸送などの任務にとどまらず、即応予備戦力として第一線部隊に投入するものです。
第一は、海空自衛隊員等の増員であります。 この増員は、主要装備である護衛艦、潜水艦、F15などの新たな配備に伴う要員確保にあり、一千海里シーレーン防衛、洋上防空体制確立の一環であります。 第二に、予備自衛官の大幅増員は、有事の際、基地防空、後方警備、輸送などの任務にとどまらず、即応予備戦力として第一線部隊に投入するものです。
最後に、私は今回の防衛二法案の柱である海空自衛隊員千八百七名の増員、輸送航空団の改編強化、第三航空団の三沢移駐などが、自衛隊をカーター政権の新たなアジア干渉戦略の一層強力な助手に仕立て上げ、有事即応体制を固めようとする策謀にほかならないことを強く指摘して質問を終わります。(拍手) 〔国務大臣福田赳夫君登壇、拍手〕