2019-04-23 第198回国会 参議院 環境委員会 第6号
一、沖合海底自然環境保全地域の指定に当たっては、愛知目標の達成にとどまらず、関係省庁等との連携、調整を十分に図ることにより、海山、熱水噴出域及び海溝等を中心として、可能な限り多様な生態系が含まれる区域が指定されることとなるよう配意すること。また、絶滅のおそれがある種が存在する可能性がある場合における種の保存法に基づく科学委員会や多様な利害関係人など、幅広い意見を聴取した上で検討すること。
一、沖合海底自然環境保全地域の指定に当たっては、愛知目標の達成にとどまらず、関係省庁等との連携、調整を十分に図ることにより、海山、熱水噴出域及び海溝等を中心として、可能な限り多様な生態系が含まれる区域が指定されることとなるよう配意すること。また、絶滅のおそれがある種が存在する可能性がある場合における種の保存法に基づく科学委員会や多様な利害関係人など、幅広い意見を聴取した上で検討すること。
三十五条の二第一項の自然的社会的諸条件については、衆議院の審議で具体的に環境省から、「自然的条件といたしましては、海山、熱水噴出域、海溝等の特徴的な海底地形、地質や、こうした自然の現象に依存する脆弱性や固有性の高い生態系の有無、また、社会的条件といたしましては、海洋基本計画におきましても、開発、利用の面も考慮しつつ保護区の設定に取り組むとされていることを踏まえまして、漁業等の操業状況でございますとか
我が国は世界有数の広大な管轄海域を有する海洋国家であり、沖合の区域には、海山、熱水噴出域、海溝等の多様な地形等に特異な生態系や生物資源が存在をしております。 海洋環境の保全は国際的な潮流となっており、我が国が主導した生物多様性条約に係る愛知目標等の国際目標を踏まえ、主要国でも海洋保護区の設定が加速しているところでございます。
本法律案におきましても、中央審議会による答申を踏まえまして、沖合海底自然環境保全地域のうち、攪乱による影響を受けやすい生態系が存在している、具体的には、海山、熱水噴出域、海溝等の周辺の区域を局所的に沖合海底特別地区として指定し、それ以外の区域との二種類に分けるゾーニングの制度としてございます。
この自然的社会的諸条件につきまして具体的に申し上げますと、まず、自然的条件といたしましては、海山、熱水噴出域、海溝等の特徴的な海底地形、地質や、こうした自然の現象に依存する脆弱性や固有性の高い生態系の有無、また、社会的条件といたしましては、海洋基本計画におきましても、開発、利用の面も考慮しつつ保護区の設定に取り組むとされていることを踏まえまして、漁業等の操業状況でございますとか資源掘採の可能性等、こういったことを
沖合域には海山、熱水噴出域、海溝等があり、地形、地質や自然の現象に応じて、固有性が高いものや種の多様性が高いものなど、さまざまな生態系が営まれているところであります。水深数千メートルの水圧にも耐えられる種や、光合成によらず必要な栄養を生成する種など、独特の生態を有する多様な生物種が確認されておりまして、深海の生物資源の活用可能性は極めて大きいものと考えられているところであります。
我が国は世界有数の広大な管轄海域を有する海洋国家であり、沖合の区域には、海山、熱水噴出域、海溝等の多様な地形等に特異な生態系や生物資源が存在をしております。 海洋環境の保全は国際的な潮流となっており、我が国が主導した生物多様性条約に係る愛知目標等の国際目標を踏まえ、主要国でも海洋保護区の設定が加速しているところでございます。
これは首都直下型とか富士山の噴火、あるいは、私は複数取り上げましたけれども、日本海溝とか千島海溝等のこれも懸念されておりますが、河川においてもこれまた、これまで経験したことのないことがいつ起きるかも分からないということもこれあるわけでございます。よって、このような大規模ハザードに対しては計画的に被害軽減策を講じていくということが前提であるということを申し上げました。
ですから、これは、資料はいただいておりますけれども、この中で、時間がないのでちょっと私の方から申し上げますけれども、副大臣、まとめてお答えいただきたいんですけど、例えば、南海トラフ地震、首都直下地震、中部、近畿、それから日本海溝等、それから首都圏大規模水害、富士山の噴火等々を取りまとめてございますが、この中で被害想定額もまだこれ数字は表されていないのもございます。
政府の地震調査研究推進本部が行った海溝型地震長期評価によりますと、最も発生が切迫しているとされている東海地震以外につきましても、根室沖などの千島海溝、宮城県沖などの日本海溝、東南海・南海地震などの南海トラフ、日向灘及び南西諸島海溝等におきまして、近い将来にマグニチュード七クラス以上の大地震が発生する可能性が懸念されているところであります。
それから先ほどの小川先生の御質問に対しても、マリアナ海溝等にも兆候があるというようなお話を伺いましたので、こういうところに熱放出があるとすれば、当然海水の対流というようなものもあるのではないか、つまり深海底といえども海水が相当動くのではないかというふうに思うのです。
トンガ海溝等、世界の十二の海溝を詳しく調査したソ連のクレプス教授等によると、深海底の海水の動きはかなり速く、海溝の底に沈められた廃棄物は必ず海面に達することが確かめられ、海水中のこの放射性物質は遅かれ早かれ植物に吸収され、それをえとする魚類の体内に入ることが報告されております。
トンガ海溝等、世界の十二の海溝を詳しく調査したソ連のクレプス教授等によると、深海底の海水の動きはかなり速く、海溝の底に沈められた廃棄物は必ず海面に達することが確かめられ、海水中のこの放射性物質は遅かれ早かれ植物に吸収され、それをえさとする魚類の体内に入ることが報告されております。
トンガ海溝等、世界の十二の海溝を詳しく調査したソ連のクレプス教授等によると、深海底の海水の動きはかなり早く、海溝の底に沈められた廃棄物は必ず海面に達することが確かめられ、海水中のこの放射性物質は遅かれ早かれ植物に吸収され、それをえさとする魚類の体内に入ることが報告されております。
と申しますのは、世界の地形、また地質というものは千差万別でございまして、一つの大陸だなないしはいろんな海溝等を含む地形におきます大陸だなの隣接する国、ないしは相対する国における分割の原則というものはきわめて抽象的なものにならざるを得ない。